ピアノという名の迷宮にて

奥深いピアノの世界を、ふらふらと彷徨っています。

2回目の調律をしました。ピアノの音が合っているっていいなぁ。 

8月23日に、2回目の調律をしていただきました。1回目の調律記事はこちら


前回と同じ「master piano artisan」のHさんが調律をしてくださいました。

「master piano artisan」とは、「Shigeru Kawai」の調律と音作りを任された、熟練した調律師の肩書だそうです。

調律をお願いした8月23日は、レッスンがある日でしたので、午前中にボケボケの音のピアノで練習していきました。

あちこちで音が割れ気味になっており、ちょっと金属的な音にも聞こえます。

人間に例えるなら、「風邪をこじらせて、ダミ声になってしまいました~(泣)」みたいな感じです(号泣)

音感のない私でも、オクターブで弾くと、完全に音がおかしいことが分かります。音が合ってなくて気持ち悪い!

あまつさえ、弾くと「ビーン」と何かに共鳴してしまっている音まである始末。悲惨…。

部屋が狭いため、家具が置けないので、共鳴するとかあまり考えられないのですけどねぇ…?

調音パネルと共鳴??

最近置くようになったのはこれだけなので、もしかして犯人はコイツか?(んなわけないって…笑)


こんなに放置しておくんじゃなかったなぁ…、というか、音の狂いに気づいてからがすさまじかった。

ここ2週間余りの音の狂いの進み方が尋常ではありませんでした。

調音パネルをお借りした2週間前は、「数音変だな~」と思う程度でしたが、

あっという間に中音域がほぼ全滅と化しました。


最初に「これって音がヘンってことなの?」と疑問を持ったのが、7月の終わりでした。

低音域の2音だけでしたが、何となく他の何かと共鳴しているみたいな感じがしたのが最初です。

わずかに「ジーン」というような異音(共鳴音?)が混じっていたように記憶しています。

ちなみに、耳の痛みを初めて感じたのもこの頃です。

それまでも、同様の現象に「?」と思ったことは数回ありましたが、

日によって、気になったり気にならなかったりしたので、

「湿度とかそういうのも関係あるのかな?」と思っていました。


そんな狂った音のピアノでも「耳が痛い~」と言いながら、

何とか練習できてしまうのが音感のない人間の強みかな?(自慢にも何にもならないけど…笑)

ただ、全体的に音が響きすぎてボワーンとした感じなので、繊細な?音出しはできません。


調律師のHさんに

「全体的に風邪ひいたみたいな音になってしまっているので、調律が大変だと思います」と言ったところ、

「大丈夫ですよ~」という心強い言葉が返ってきました。

(「こんなになるまで放置するな!ぶぁ~か!」と言われなくて良かったぞ… ← これじゃまるで蛭田調律師…笑)

前回の調律時と違うのは、今回は調音パネルが防音室内に置いてあること。

ただでさえ狭い部屋が、さらに狭くなってしまっています。

でも、調律に邪魔だろうからと、片付けてしまうわけにはいきません。

常に、調音パネルが部屋にある状態でピアノを弾いているわけですから、

この音響環境で調律してもらわなきゃならないわけです。

Hさんも調音パネルのことはご存知でしたが、さすがに他社の製品ですから、効果まではご存じなかったようです。

「やはり音が違いますか?」と訊かれました。

カワイさんのHP見に行ってみましたら、同様のパネルがありますね。

こちらは「音調パネル」…。吸音中心の商品のようです。

調律するためには、鍵盤ふたとか、譜面台とか取り外さなければなりませんが、

今回は取り外したそれらを、防音室内に置くスペースがありません。

前回はピアノの下に置いていましたが、現在その場所には調音パネルがドーンと置かれていますからね~(汗)

結局、鍵盤ふたとか、楽譜台とかは、リビングに置くことになってしまいました。運ぶだけで大変…(汗)


今回はペダル調整はせず、いきなり調律からスタートです。

ペダル調整は毎回必要ないみたいですね~。まぁ、特に不具合もないので問題はありません。

音楽大学や、音楽教室のピアノみたいに四六時中誰かが弾いているなら、調整も必要かもしれませんが…。

ピアノの音がかなり狂って、うなりすら出ているところもあるため、申し訳ない気持ちになってしまい、

Hさんの集中力を乱しても悪いしで、今回は見学の申し出を自粛しました。

所有の本に、ほとんど文字だけですが、簡単な調律方法が出ていたのにざっと目を通したり、

Youtubeで調律関連の動画を見たりしたので、好奇心が少しだけ満たされていたこともあります。

調律は、まずAの音から合わせていくのでしょうか?

我が家のピアノは、Aの音を442Hzで合わせているようです。440Hzじゃないのね。

440Hzで合わせるところを、敢えて442Hzにするには何か意味があるのかなぁ?

ということで、ググってみました。

Yahoo知恵袋 : ピアノの調律のピッチはA=442Hz? A=440Hz?

どっちでもいいみたいですね。442Hzのほうが音が明るめになるという効果があるようです。

調律時に記入するカードがピアノの下に収納されていますが、

それには、調律前と調律後のA音の振動数(Hz)が記入されています。

今回、調律前のA音の振動数は435Hzと書かれていました。

調律中の音を聴きながら、時々「これ○の音かな?」とわかるような気がするものがありました。

たいてい、「○○の曲の最初の音」だったりで記憶しているわけですが…。

まさしく「ドレミファドン」の「イントロ当てクイズ」の世界…。


整音に入ったようなので、キッチンに立って「暖かいものを入れようか、冷たいものが良いか」悩みました。

防音室では、エアコンの風がなるべくピアノに当たらないように羽を上向きにしているのですが、

そうすると、ピアノを弾く私に冷風が直撃するわけです。

私は通常、冷房設定温度を27~28度にして練習しているのですが、

(この温度設定でも、長時間いると寒く感じるときもあります)

暑い中、調律に来ていただいているしで、設定温度を25度くらいにしました。

調律されているHさんが寒いと思っていなきゃいいんだけど…?

でも、男の人って暑がりのかたが多そうだし…?

といろいろ気を回して、ホットコーヒーが良いかな?麦茶のほうがいいかな?と右往左往…(笑)

「うーむ…」とキッチンのシンク前で悩んでいるときに、

調律を終えたHさんが、ピアノから取り外した部品(鍵盤ふたとか)を取りにリビングに来ました。

キッチンにボーっと立っている私の姿を見て、思いっきりびっくりされていました。

少し部屋が暗くなりかけている中、電気も付けずキッチンに佇む老女…これは怖いでしょう(爆笑)

電気付かなきゃいけないほど暗くなっていたわけじゃなかったし、

「別にいいじゃん」と開きなおる老女でした…(笑)

Hさん、すんまそん!脅かしたわけじゃないのよ~!!(;´∀`)


調律が終わって、結局麦茶をお出ししたのですが、その時、Hさんと少し話をしました。

調音パネルをお借りした時に、

ヤマハのYさんから「この部屋に家具を置く予定がありますか?」と訊かれたのですが、

当然部屋の広さから考えたら、電子ピアノを外に出さない限り、これ以上何も置けないわけです。

そこで、家具を置いたら何か変わるのか、Hさんにお訊きしてみました。

家具を置くことで、部屋にでこぼこ面が出来るので、音の響きが変わってくるとのことでした。

フローリング床の、(ピアノ以外)何も家具が置かれてない部屋は、

どうしても音が響き過ぎになる傾向があるのだそうです。

なので、カーテン下げるだけでも音が変わると、ヤマハのYさんと同じことをおっしゃっていました。

Hさんがおっしゃるには、「音が響かない部屋より、響く部屋のほうがいい」ようです。

「響きすぎ」には対処方法があるってことですね。

そういえば、前回の調律のときも、

「響く音を響かないようにするのは簡単だけど、逆は難しい」とおっしゃっていましたし…。

「音楽ホールって、一般的な部屋と違って、壁とか天井とか、でこぼこしていますものね。」と話しましたら、

「そういえば…」と、Hさんがコンサートチューナーをされていた時の体験談をお話してくださいました。

通常コンサートホールのピアノの調律は、観客がいない状態で行いますが、

観客が入ると、それだけでピアノの音(響き)が変わってしまって、

「このピアノ、こんな音だったっけ?」と焦ったことがあったそうです。

コンサートチューナーという仕事は、そこまで計算して調律しなきゃいけないのでしょうね。大変だよなぁ…。

それから、部屋の管理と湿度について。

我が家の防音室は、西日が当たる部屋なので、日が入る間だけでも、カーテンを引くことを勧められました。

湿度については、乾燥のほうがピアノの躯体(響板とか)に影響してしまうので、要注意です。

マンションだと気密性が高いせいで、どうしても乾燥気味になるのですが、

窓を少し開けて換気するだけでも良いそうです。

さすがに加湿器までは入れる必要はないようですが、実際のところはどうなんだろう?

冬場の乾燥する時期は、濡れたタオルを部屋に下げておくだけでも違うような話を聞いたことがあります。

以前リビングに置いてあった「温度計+湿度計」を防音室に移しましたが、

ムシムシした夏場でも湿度45%前後と、意外にも湿度が低め?なので、冬になったらどれだけ乾燥するのか…?

想像するとちょっと怖いですね~。


24日日曜日、久々に音の合ったピアノで練習したなぁ~という感じでした(笑)

調音パネル効果、すごいです!

低音部が強調気味だったのが解消され、中高音部がきれいに聴こえるようになっています。

調音パネルをお借りした時にも思いましたが、調律していただいことで、さらに良さを実感しております。

ピアノの音も、以前よりきれいに聴こえるような気がする。弾いていて非常に気持ちが良かったです。

音が合っているピアノはやはりイイですねぇ。音の狂いに気づいたら、今度はあまり放置しないようにしよう。

やはり、ピアノも人間と同じく、健康なほうがいいですよね。



いつもだらだら記事をお読みいただき、ありがとうございます。
毎日私の拙いブログを見に来てくださっている皆様…。
更新が全然マメじゃなくてすみませんッ!(;゚Д゚)アワワ…
しかも、平日はPC立ちあげまでサボり、平日のブログ関係は完全休眠状態となっております…。
おかげで夜更かし習慣が多少改善されてます。
平日20時30分リミットのグランド練習は、21時まで延長しました。ただし、大音響の曲は自粛ですが…。
さて、25日午前中は、本社で会議です。帰りにヤマハ銀座店でも冷やかそうと思っていましたが、
今年は免許の更新であることに気づきまして、免許センターへ直行することとしました。
お江戸に行く機会はまたあると思うので、ヤマハはまたの機会で…(ううう…泣)

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2014/08/25 Mon. 00:48  edit

Category: ピアノのある日常

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ピアノまんがの発売日 

音楽まんがファンの皆さま

新刊コミックス発売予定のお知らせです。


・ピアノの森 25巻 … 9月22日発売予定
・ピアノのムシ 4巻 … 9月16日発売予定


なお、発売日は変更になることがあります。(こう書くと関係者みたいですね…笑)

ピアノの森は、これが最終巻になってしまうのだろうか?ドキドキ…。

ピアノのムシは調律師蛭田氏の、さらに磨きがかかった毒舌+神がかった調律ぶりが楽しみです。



8月23日に、狂いまくっているピアノの調律をお願いしました。

調音パネルをお借りしている最中ですが、

これを置いたら、ピアノの狂いが、さらにはっきり分かるようになってしまって、

さすがの私も我慢できなくなってしまいました。

鼓膜に圧迫感のようなものを感じるのです。これが気持ち悪くて…。

飛行機に乗ると、気圧の変化で耳が痛くなりますね。あの感じに近いかもしれません。

ピアノ納品後の調律(納調)から、まだ4か月しか経っていませんが、

新しいピアノは、ピアノ線が伸びやすく、そのため音の狂いが速いそうです。

レッスンがある日なので、道草食ってないで、さっさと帰宅しないといけませんが…(;´∀`)

調律に調音パネルが邪魔になってしまうかな?

ただでさえ狭い部屋なので、調律作業がしずらいだろうなぁ…。なんだか気の毒になってきました。

調音パネル+調律効果でどんな感じになるのか、こちらもとても楽しみです!



いつもありがとうございます。
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2014/08/16 Sat. 02:44  edit

Category: ピアノのある日常

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ふたたび、調音パネルをお借りしてみました。 

過去記事で、部屋の音響に問題がありそうだと言うことを書いたと思いますが、

8月9日(土)に、ヤマハの防音室担当のかたに来ていただきました。

とにかくピアノの低音部が響きすぎて、高音部をかき消しがちになっています。

これは、ピアノが納入された時から気になっていたことですが、

調律していただいた時に落ち着いてしまったので、「ピアノの問題だったのか…」と納得してしまっていました。

もとからあった、音のバランスの悪さがもどりつつあるというか、

今回はピアノの音も狂い出しているのがわかるだけに、なおさら気になっています。


楽器店に行って、「防音室の音響について相談したい」という話をしたのは7月26日ですが、

担当のかたに都合を付けてもらうのに、2週間もかかってしまったわけです。

防音室って、結構需要があるのかなぁ?

楽器店1店舗あたり、担当者がひとりくらいしかいらっしゃらないのかな。

電子ピアノという、騒音問題が簡単にクリアできてしまう楽器があっても、

アコースティックピアノを選ぶ方が結構多い、ということなのかしらん?

7月26日に地元の楽器店に行った時には、2組のお客様がピアノ選びをされていました。

夏休みでもありますし、世の中のサラリーマンの皆さまもボーナスが出て、

子どもたちにとっては、絶好のおねだり時期でもありますからねぇ。


今まで担当してくださったYさんが銀座店に異動されてしまったので、

どうなることやらと、少し心配でしたが、1週間後に連絡が来て、(そんなにゆっくりで大丈夫なのか?)

新担当のKさんから、「8月9日あたりはいかがでしょうか?」と打診されました。

その日はレッスンがお休みなので、全然問題なしです。

前日の8日に、Kさんから訪問時間の連絡(留守電)が入っておりましたので、

20時前に家に帰れたこともあり、こちらからも了解の連絡を入れました。

「私とYの2名で、お昼の1時に伺います」とおっしゃっていたので、

「おぉ、Yさんも遠方からいらっしゃるのだ…」と心強く思っておりました。

9日のお昼過ぎに、YさんがKさんを伴って我が家にいらっしゃいました。(Yさんは前担当者ですから…)

最後にYさんがいらっしゃったのは、ピアノが納入される前、一時期、調音パネルをお借りしていた時です。

結局、電子ピアノの音では、調音パネル導入の良さが分からなかったことと、

Yさんの異動が重なり、話もそれきりとなっていました。


Yさんが防音室に入るなり、開口一番!

「電子ピアノ、残されたんですね。グランドピアノがあるのに、弾くことありますか?」と、

ちょっと驚いていた様子でした。

防音室に入れてあった電子ピアノは、グランドピアノの納入と引き換えに処分されると思われていたようです。

防音室を作った時に、電子ピアノは残すとYさんにも話をした記憶があるのですが、

いろいろなお客様を相手にしておられるのですから、記憶になくても無理ないですよね。

「夜の8時30分以降、ピアノは弾かないようにしてるので、

平日は電子ピアノを弾くことのほうが多いです」と答えましたら、

「何か苦情が出たのですか?」と不安げな表情で訊かれました。

防音のプロとしては、気になるところですよね。

「以前、よそのお宅でピアノ騒音の苦情が出たことがあったので、苦情が出る前の防御策みたいなものです」

と答えましたら、「そうだったんですか。でも、もう少し遅い時間まで弾けますよ~」と、またもや言われました。

うーん…、ピアノが納入された時、カワイ表参道の副店長さんにも同じことを言われたし、

平日の練習時間を21時まで延長しようかしらん…。

さすがに大音響垂れ流しのバラードを弾くのはヤバいでしょうけど、

今練習している曲なら、そんなに激しくないし?21時までOKかも………(ホントに大丈夫か?(?_?))


音が響きすぎる原因としては、

サッシ(窓)とクロゼットの扉が向かい合わせになっていることで、音が反射しあってしまっている。

窓側に厚手カーテンを下げるだけでもだいぶ変わるようですが、寒くなってきたら考える…と横着しています。

カーテンのサイズも既製品では床を引きずるし…(通販で購入する予定です。サイズがたくさんあるので…)

ということで、持参された調音パネルを4枚貸してくださいました。

ピアノの脇にひとつずつ。やや後ろにひとつ。ピアノの下に一つ置いていただきました。

グランドピアノの下にひとつ置くのは、音響的に効果大だそうです。

電子ピアノの時には、音の変化が分からなかったので、正直なところあまり期待していなかったのですが、

低音部の響きすぎがおさまり、中~高音部がきれいに聴こえるようになりました。

今度ははっきりとわかる変化でした。一見何のへんてつもなさそうなこの板が…?あなどれない…(◎_◎;)

そのかわり、ピアノ自体の音の狂いが、さらにくっきりわかるようになってしまった…(汗)

Yさんからも「ここの音変ですね~」と、私が「変!」と思っていた音を、ご指摘いただきました。

狂っている音を弾くと、唸っているみたいにウワンウワンしているんですよ~!

これは早急に調律師さん呼ばないと…と思うのだが、お盆時期にぶつかって自分の日程が厳しい!

現況の防音室の広さから見て、

調音パネルの適正枚数は、最低でも壁置き2枚+ピアノの下に敷く分1枚の計3枚からだそうです。

調音パネル+調律代…。もはやいくらかかるのか、考えたくない……… ウヒャヒャヒャヽ(゚∀。)ノ kusuツイニハッキョウスル。

先日、通帳を見ながら、同時進行で払っているローン代金を計算して、発狂しそうになったばかりだというのに…。

(家計が破綻しないローン比率は、手取りに対して25%までだそうです。

我が家はそれどころの騒ぎじゃない。家計破綻、相当やばいレベルッス!…テドリノハンブンイジョウ、ローンヘンサイ…)

1か月、生活費5万円でやりくりレベルだ…(こりゃ、毎月大赤字だな…(*_*;)

あと1年ちょっとで、ローンが2個終わるので、それまでなんとか乗り切ろう!自分よ!乙です!


あっ!防音室担当で、肝心のKさんの話が全く出てきませんでしたが、

今年入社組かなぁ?慣れてない感が全身から漂ってます。

まだ見習い期間みたいな感じですね。Yさんが指導しながら同行しているような状況です。

「徐々に引継ぎしています」とYさんもおっしゃっていました。Yさん、結構高齢のかただしな~。

Kさんの名刺を頂いて拝見。ヤマハ銀座店のかたでした。

地元楽器店には、もう担当者を置いてないってことですね~。

それならば、スケジュール調整が必要で、来ていただくまでに時間がかかってしまうのもしかたないのか…




話は変わりますが、「命をつなぐバイオリン」という映画のDVDを、TSUTAYAさんから借りて見ました。


時は現代。ヴァイオリニストであるハンナは、マネージャーから、一枚の封筒を渡されます。
封筒の中には、1枚の古ぼけた楽譜が…。それを見たハンナは、その場に崩れ落ちるのでした。
………………………………………………
時代は遡り、第二次世界大戦中のウクライナ。ユダヤ人の二人の子どもの物語です。
ユダヤ人のアブラーシャという名の男の子がヴァイオリンを、
ラリッサという女の子がピアノを弾き、神童の名をほしいままにしていました。
ヴァイオリンを練習中のドイツ人のハンナは、その二人の演奏会を聴きに行き、
彼らと一緒にレッスンを受けたいと切望するようになります。
そんな子どもたちも、否応なしに戦争という大きな波に飲み込まれていくのでした。
ナチス軍によるユダヤ人の迫害。収容所送りから逃げ回る、アブラーシャとラリッサの家族。
しかし、逃げ切れずに捕まってしまい、アブラーシャとラリッサは両親と引き離されてしまうことに…。
ユダヤ人の二人の子どもに、ナチスの親衛隊大佐は、
「完璧な演奏が出来たら(殺さずに)生かしておいてやる」という条件で演奏会を開かせます。
ラリッサは、演奏会前に交わしたナチスの親衛隊大佐との何気ない会話から、
すでに自分の両親が殺されてしまっているであろうこと。
そして、自分も同じ運命をたどるであろうことを悟ってしまい…。
………………………………………………
そして再び現代、老いたハンナが手にした、古ぼけた楽譜は
「3人の友情の証」の曲(ラリッサが作曲)だったということがわかるのです。

………ハッピーエンドには終わらない、とても衝撃的で、悲しい映画でした。


ラリッサちゃんが、追いつめられて、だんだん恐怖をつのらせていく様子は、とても演技とは思えませんでした。

いたいけな子ども達に、こんな恐ろしい思いをさせてはいけない。

弱い者も犠牲になってしまう戦争は、絶対にしてはならない。愚かな過ちを繰り返してはならない。

とても考えさせられる映画でした。


ところで、このユダヤ人の男の子「アブラーシャ」役の少年、エリン・コレフ君は、

18歳(17歳かも?)という若さながらも、ヴァイオリニストとしてデビューしているのだそうです。

映画の中でも、吹き替えなしでちゃんと弾いていたので、

「この子は相当弾ける子だなぁ」と思っていたのですが、プロならば納得です。

この映画で流れるヴァイオリン曲は、すべて彼自身が弾いているものだそうです。

音楽映画と言うと、時々手だけが吹き替えになって、あとは演奏しているように見せるパターンが多いですが、

子どもが主人公の音楽映画というのは、本人がちゃんと弾いているものが結構多いですね。

ちゃんと弾ける子を探してキャスティングしているようです。これもその1本でした。

余談:「アブラーシャ」役のエリン・コレフ君が、
   「俳優の小沢征悦さんに似てる~!」と始終気になって仕方ありませんでした(;´∀`)



いつもだらだら意地をお読みいただき、ありがとうございます。
8月10日、ついに自主的禁止項目を破ってしまいました。
休日のグランド練習は18時まで、と決めていたのですが、19時半まで弾いてしまった…(汗)
苦情が来ないことを祈るわ~(;´∀`)

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2014/08/11 Mon. 00:38  edit

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これって、燃え尽き症候群? 

さて、月日が経つのは早いもので、もう8月です。

夏真っ盛り。暑さに完全に負けている(溶けている)kusuです。元気なのは蝉の声ばかりなり。


以前、途中で挫折してしまいましたが、ショパンのノクターンop.48-1を練習しだしてから、

どうも調子が上向かないと思うことが多々ありました。

大好きな曲にも関わらず、どうも今一つ二つノリが悪い。

昔、遊びでこの曲の最初のところを弾いたことがありますが、

そのときは「イイ!!(゚∀゚)」と、一人でやたら感動していたのに、その感動が今回に限ってないのです。

「どうしてかなぁ?」と思いながら練習しているうちに、一つの言葉が脳裏に浮かびあげってきました。

「これって、燃え尽き症候群なのか?」と。

大きな目標を達成したことで、打ち込む物が何もなくなり、そのために虚脱感に襲われることを言うようですね。

結局、ノクターンは、最後の2ページを残したまま挫折。

ノクターンの前に練習していた曲が、私にとっての最終目標曲(ラスボス曲)のショパンのバラード1番op.23です。

たとえ、バラ1のラストが「ウヒャヒャ(゚∀。)」な感じでも、取りあえず最後までなんとか音にできて、

気が抜けてしまったのかもしれません。


何回かこのブログ内でも書いていたように思いますが、中学2年のときに、バラ3とともにこの曲に出会いました。

弾けもしないのに、手元に楽譜があったせいもありますが、

楽譜見ながら聴いているうちに、完全に惚れ込んでしまいました。

肝心のピアノ自体は、学生時代に1年だけレッスンに行って、続けられなくなってやめてしまいましたが、

中学・高校と合唱部に所属していたおかげで、何かとピアノを弾く機会にも恵まれていました。

でも、この時は将来バラ1を自分が弾くようになるとは、夢にも思っていませんでしたねぇ。


このバラ1については、ピアノ再開後ン十年後に、

「そんなに弾いてみたいのなら、出来るところまでやってみましょうか?」という

先生のありがた~いお言葉のもと、年単位の時間をかけて、なんとか最後までたどり着きました。

しかし、ある程度のレベルから先に、見えない何かがあって、それを超えることが出来ません。

「この曲ばかり弾いていても、これ以上の上達は難しいです!」と先生にきっぱり言われ、(:_;)

「この曲をもっとレベルアップしたいと思うなら、違う曲も練習して、

そこから少しずつ、いろいろなテクニックを修得していくようにしましょう」ということになりました。

バラ1は取りあえず一時中断状態です。合格をもらえたわけではないんですよ~。

自分が大好きな曲ですし、いつ復活しても、そこそこ弾けるくらいの状態を維持しておかなきゃなりませんから、

時々、練習の合間に弾いております。これがまたなかなか上達感がなくてね~(;´∀`)コマッタネ…

その時の気分によって、曲がボロボロになってしまい、実に良くヘコんだりしています。


それと、ピアノの音がどうも狂い出している(音が変?)というのも、

モチベーションダウンに貢献してしまっているようです。(貢献っていったい…笑)

暑くなってきて、冷房を入れるようになってから、急に気になり始めました。

電子ピアノを一緒に弾いてみて音を確認してみましたが、音が下がっている?と思えばそう感じる程度です。

それよりも一音に対する弦の響きが変?という感じです。

(ピアノは一つの音のたいして、最低音部は弦1本。低音部で弦2本、中高音部は弦3本張られていますね。)

たとえば、中央「ド」の音の弦3本のどれかが微妙に「ド」の音からずれている?感じ。

なので、ちょっと不協和音が混じったような、ウワァーンと響く感じが気になっています。

こういう感じの音になっているところがいくつかあるので、弾いていると耳が痛くなってしまうこともあります。

これが気になりだすと、曲に全然入って行けません。

納調からまだ4か月も経っていませんが、近日中に調律をお願いしようかと考えております。

やはり、エアコンはピアノには良くないのかしらねぇ~。

かといって、汗だくで弾くというのはちょっと勘弁してほしいですけど…。


防音室自体も、もともとかなり音が響きがちであることがずっと気になっていたので、

ようやく重い腰(1トンくらいありそう…笑)を上げて、ヤマハのかたに来ていただくことにしました。

どうなることやら…。金銭的なことを考えると、ちょっと怖い気もしますが…。

調音パネルで、解決する話であればよいのですがねぇ~。


と、ちょっと弱気になっているときに、

現在TSUTAYAさんから借り続けている「相棒」Season6の最終話で、

(死刑判決を受けた男性が獄中死した事件で、
実はこの死刑囚は冤罪で投獄されていたのではないか?という線が浮かび上がり、
杉下・亀山の相棒コンビが真相を追い、真犯人を突き止める…という話でした)

ベートーヴェンの「月光」ソナタの1楽章が流れました。

回想シーン?や、感動的でちょっと泣かせるシーンでこの曲が流れたので、

「いい選曲するなぁ」と感心しながら見ていました。

「相棒」はBGMひとつ取っても、非常に良く考えて作られているなぁ、といつも思います。

この感動的な場面をDVDで見ながら、

「エチュード中断して、この曲弾いてみたいな~」なんて、ちょっと頭をよぎってしまいました。

ソナタやるなら、うちの先生のことだから、きちっと3楽章まで弾くことになるんだろうな~。

3楽章も結構好きですが、あの曲はムズイからな~。あんなに指が回らないし…。



8月2日のレッスン記録を簡単に。

1.細かい動きのところは、指使いを決めて練習する。
  どうも、指使いが定まらない傾向にあります。その結果、似たようなパッセージで混乱してしまうのですが、
  どの指で音を出していくのか、指使いをしっかり決めて弾くことを勧められました。初心者みたいっすね(笑)

2、速いパッセージの前は焦らない。音を上に抜くような感じで終わらせる。
  次のパッセージは速く弾かなきゃ!と思うと、
  その直前のフレーズの終わらせ方がとても雑になってしまっているので、
  ここはむしろ焦らず、ちょっと待つくらいの気持ちで丁寧に弾くこと。

3.フレーズの終わらせかたを考えて弾く。
  2の関連ですが、私が弾くと、全体的にフレーズの終わらせかたが「ドスン」と言う感じだそうです。(T_T)



いつもだらだら記事をお読みいただき、ありがとうございます。
9日はレッスンお休み。16日は実家に帰るのでレッスンお休みせざるを得ないかなぁ…。
先生は9月に振替レッスンしましょうか?と言ってくださっていますが、あまり無理言うのもねぇ…

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2014/08/05 Tue. 21:44  edit

Category: ピアノのある日常

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