ピアノという名の迷宮にて

奥深いピアノの世界を、ふらふらと彷徨っています。

東日本大震災が起きた日 

東日本大震災から2年が経とうとしています。


私は母親を高校生の時にガンで亡くしています。命日は今日、3月8日です。

東日本大震災のあった2011年3月11日に、母の33回忌の法要を家族のみで執り行いました。

現在、兄夫婦が実家を守っています。

兄夫婦の娘である姪二人も、勤務先が他県だったりで、家から通えず、家を出てアパート暮らしをしています。

姪2人のうち、お姉ちゃんのほうは、法要開始時間ぎりぎりに来ましたが、

妹のほうは仕事でどうしても帰れないとのことでした。

一人欠けてはいますが、家族がこれだけ集まるのは、お正月でもめったにありません。

みんな仕事を持っているため、すれ違いばかりで、家族全員が集まることが本当になくなってきました。


33回忌の法要にお経をあげていただくため、

2011年の年明けに、お寺の住職さんにご都合をお聞きしたところ、

他家の法要とか、いろいろ予定が入っており、3月は11日の午前中しか空きがないと言われたそうです。

当日、お経をあげていただき、お墓参りをし、精進落としを兼ねた食事をしてから、家に戻りました。

「33回忌か…。月日が経つのは早いねぇ、見送ったのは、ついこの間のような気がするのに…。」

あの強い揺れが来たのは、そんな話をしていた矢先のことでした。

震源地から離れてるとはいえ、震度5強の揺れです。


昭和62年の冬に起きた、千葉県東方沖地震もかなりの揺れで、

古い木造家屋だった我が家(実家)は、震源地に近かったこともあり、

屋根瓦は割れて雨漏りがするようになり、タンスは倒れ、

壁が一部はがれ落ちてしまったりとか、結構な被害を受けました。

あの揺れで家の土台が狂ってしまったので、数年後、家の建て替えを行いました。

それでもあの時の地震は怖かった。長い時間揺れていることで、地震酔いまで経験しました。

電気が止まってしまったことで、夕食は買って食べようかということになりまして、

コンビニに行ってみたものの、どこも食料の買いだめに走る人たちで、異様なほどのごった返しぶり。

考えることは誰でも一緒です。

停電からの復旧の見込みもなく、家じゅうの懐中電灯をかき集めて

まるでキャンプでもしているかのような一晩を過ごしました。

カーナビの画面がテレビ代わりになったので、みんなで見ていましたが、

被災地の被害のすさまじさに皆、声も出ませんでした。


その日は会社からお休みをいただいたのですが、

あとから、その日の社内の様子を聞きました。

社有車に数人便乗して帰路についたものの、道路が大渋滞。

夕方早めに会社を出たのに、家に着いたのは翌日の朝だったとか、

出先で地震にあった同僚は、帰り道にコンビナート火災の爆音におびえながら社まで戻ったとか、

その日は仕方なく会社に泊まって、翌日家に帰ったとか、

電気も付いていない暗い道を(10キロから20キロの距離)歩いて家まで帰ったとか

凄いことになっていたようです。


なんだか、亡き母が「その日は大変なことが起きるから、みんな一緒にいなさい!」と、

家族を呼び寄せたような気がしてなりません。

偶然なのかもしれませんが、私にはそう思えて仕方がないのです。

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2013/03/08 Fri. 01:25  edit

Category: えとせとら

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コメント

こんばんは
震災から早2年、、月日が経つのもあっという間ですよね。
 あの時も仕事中の出来事で大きな揺れにみんな動揺していました。
私は、過去に福岡西方沖地震の経験があったので、またか、、と
思いましたが、いつになっても慣れませんね、、。
 よく、備蓄品に食料を念頭に入れてある人も多いと聞きますが、
被災地では、炊き出しや配給があるため、、それよりも防災の
プロに言わせると、もっと重要な品もあるようですね。
(やはり目の付け所が違うようです)

・投げる消化器 ・たためるヘルメット ・止血パッド
・携帯トイレ・防炎フード

 ランキングでは

1 笛・ブザー 2 懐中電灯 3 携帯トイレ
4 マスク 5 ポリ袋
以上、でしたが、まず人名確保優先等の道具を
あげてあるようですね。

お母様、ご家族のご無事を願い離れないようにと
集められたのかもしれませんね。

酢~ #mQop/nM. | URL | 2013/03/09 20:32 | edit

月日の経つのは早いですね。

コメントありがとうございました。

> 私は、過去に福岡西方沖地震の経験があったので、またか、、と
> 思いましたが、いつになっても慣れませんね、、。
日本は地震国ですから、仕方がないこととはいえ、
自分が立っている地面が揺れるというのは、
たとえどんなに小さな揺れだとしても、気持ちのいいものじゃありませんね。

>  よく、備蓄品に食料を念頭に入れてある人も多いと聞きますが、
> 被災地では、炊き出しや配給があるため、、それよりも防災の
> プロに言わせると、もっと重要な品もあるようですね。
> ・投げる消化器 ・たためるヘルメット ・止血パッド
> ・携帯トイレ・防炎フード

あの地震のあと、住んでいるマンションの管理組合で、
地震でドア枠が曲がって部屋から出られなくなった時のために、ドアを壊す工具などを設置したり、
各家庭に備蓄用食料や簡易トイレなど配ったりしました。
私も丈夫なコンテナ(バケツ代わりにもなるので)を無印良品から購入し、
管理組合で配られた品のほかに、懐中電灯・充電式乾電池+その充電器・
小型のソーラー発電機(携帯電話や充電式乾電池の充電ができます)・マスク(鼻炎持ちなので必須)
保温用アルミシート・フリースの小さ目の毛布など入れて、玄関先に置いています。
感覚として、トイレが一番困る感じがしますね。排泄だけは我慢が出来ませんから。
まだまだ足らない感じはするのですが、当時思いつくままにいろいろ押し込んだままです。
たまに点検してみなくては…。
でも、いざという時、気が動転した状態で、これを持って出られるものなのか不安ではあります。

> お母様、ご家族のご無事を願い離れないようにと
> 集められたのかもしれませんね。
スピリチュアルなことは信じていなかったのですが、
こういうことを経験してしまうと、魂の存在とかあるのかな?とも思ってしまいます。

ありがとうございました。またお越しください。

kususan #- | URL | 2013/03/10 00:00 | edit

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