ピアノという名の迷宮にて

奥深いピアノの世界を、ふらふらと彷徨っています。

ふたたび、調音パネルをお借りしてみました。 

過去記事で、部屋の音響に問題がありそうだと言うことを書いたと思いますが、

8月9日(土)に、ヤマハの防音室担当のかたに来ていただきました。

とにかくピアノの低音部が響きすぎて、高音部をかき消しがちになっています。

これは、ピアノが納入された時から気になっていたことですが、

調律していただいた時に落ち着いてしまったので、「ピアノの問題だったのか…」と納得してしまっていました。

もとからあった、音のバランスの悪さがもどりつつあるというか、

今回はピアノの音も狂い出しているのがわかるだけに、なおさら気になっています。


楽器店に行って、「防音室の音響について相談したい」という話をしたのは7月26日ですが、

担当のかたに都合を付けてもらうのに、2週間もかかってしまったわけです。

防音室って、結構需要があるのかなぁ?

楽器店1店舗あたり、担当者がひとりくらいしかいらっしゃらないのかな。

電子ピアノという、騒音問題が簡単にクリアできてしまう楽器があっても、

アコースティックピアノを選ぶ方が結構多い、ということなのかしらん?

7月26日に地元の楽器店に行った時には、2組のお客様がピアノ選びをされていました。

夏休みでもありますし、世の中のサラリーマンの皆さまもボーナスが出て、

子どもたちにとっては、絶好のおねだり時期でもありますからねぇ。


今まで担当してくださったYさんが銀座店に異動されてしまったので、

どうなることやらと、少し心配でしたが、1週間後に連絡が来て、(そんなにゆっくりで大丈夫なのか?)

新担当のKさんから、「8月9日あたりはいかがでしょうか?」と打診されました。

その日はレッスンがお休みなので、全然問題なしです。

前日の8日に、Kさんから訪問時間の連絡(留守電)が入っておりましたので、

20時前に家に帰れたこともあり、こちらからも了解の連絡を入れました。

「私とYの2名で、お昼の1時に伺います」とおっしゃっていたので、

「おぉ、Yさんも遠方からいらっしゃるのだ…」と心強く思っておりました。

9日のお昼過ぎに、YさんがKさんを伴って我が家にいらっしゃいました。(Yさんは前担当者ですから…)

最後にYさんがいらっしゃったのは、ピアノが納入される前、一時期、調音パネルをお借りしていた時です。

結局、電子ピアノの音では、調音パネル導入の良さが分からなかったことと、

Yさんの異動が重なり、話もそれきりとなっていました。


Yさんが防音室に入るなり、開口一番!

「電子ピアノ、残されたんですね。グランドピアノがあるのに、弾くことありますか?」と、

ちょっと驚いていた様子でした。

防音室に入れてあった電子ピアノは、グランドピアノの納入と引き換えに処分されると思われていたようです。

防音室を作った時に、電子ピアノは残すとYさんにも話をした記憶があるのですが、

いろいろなお客様を相手にしておられるのですから、記憶になくても無理ないですよね。

「夜の8時30分以降、ピアノは弾かないようにしてるので、

平日は電子ピアノを弾くことのほうが多いです」と答えましたら、

「何か苦情が出たのですか?」と不安げな表情で訊かれました。

防音のプロとしては、気になるところですよね。

「以前、よそのお宅でピアノ騒音の苦情が出たことがあったので、苦情が出る前の防御策みたいなものです」

と答えましたら、「そうだったんですか。でも、もう少し遅い時間まで弾けますよ~」と、またもや言われました。

うーん…、ピアノが納入された時、カワイ表参道の副店長さんにも同じことを言われたし、

平日の練習時間を21時まで延長しようかしらん…。

さすがに大音響垂れ流しのバラードを弾くのはヤバいでしょうけど、

今練習している曲なら、そんなに激しくないし?21時までOKかも………(ホントに大丈夫か?(?_?))


音が響きすぎる原因としては、

サッシ(窓)とクロゼットの扉が向かい合わせになっていることで、音が反射しあってしまっている。

窓側に厚手カーテンを下げるだけでもだいぶ変わるようですが、寒くなってきたら考える…と横着しています。

カーテンのサイズも既製品では床を引きずるし…(通販で購入する予定です。サイズがたくさんあるので…)

ということで、持参された調音パネルを4枚貸してくださいました。

ピアノの脇にひとつずつ。やや後ろにひとつ。ピアノの下に一つ置いていただきました。

グランドピアノの下にひとつ置くのは、音響的に効果大だそうです。

電子ピアノの時には、音の変化が分からなかったので、正直なところあまり期待していなかったのですが、

低音部の響きすぎがおさまり、中~高音部がきれいに聴こえるようになりました。

今度ははっきりとわかる変化でした。一見何のへんてつもなさそうなこの板が…?あなどれない…(◎_◎;)

そのかわり、ピアノ自体の音の狂いが、さらにくっきりわかるようになってしまった…(汗)

Yさんからも「ここの音変ですね~」と、私が「変!」と思っていた音を、ご指摘いただきました。

狂っている音を弾くと、唸っているみたいにウワンウワンしているんですよ~!

これは早急に調律師さん呼ばないと…と思うのだが、お盆時期にぶつかって自分の日程が厳しい!

現況の防音室の広さから見て、

調音パネルの適正枚数は、最低でも壁置き2枚+ピアノの下に敷く分1枚の計3枚からだそうです。

調音パネル+調律代…。もはやいくらかかるのか、考えたくない……… ウヒャヒャヒャヽ(゚∀。)ノ kusuツイニハッキョウスル。

先日、通帳を見ながら、同時進行で払っているローン代金を計算して、発狂しそうになったばかりだというのに…。

(家計が破綻しないローン比率は、手取りに対して25%までだそうです。

我が家はそれどころの騒ぎじゃない。家計破綻、相当やばいレベルッス!…テドリノハンブンイジョウ、ローンヘンサイ…)

1か月、生活費5万円でやりくりレベルだ…(こりゃ、毎月大赤字だな…(*_*;)

あと1年ちょっとで、ローンが2個終わるので、それまでなんとか乗り切ろう!自分よ!乙です!


あっ!防音室担当で、肝心のKさんの話が全く出てきませんでしたが、

今年入社組かなぁ?慣れてない感が全身から漂ってます。

まだ見習い期間みたいな感じですね。Yさんが指導しながら同行しているような状況です。

「徐々に引継ぎしています」とYさんもおっしゃっていました。Yさん、結構高齢のかただしな~。

Kさんの名刺を頂いて拝見。ヤマハ銀座店のかたでした。

地元楽器店には、もう担当者を置いてないってことですね~。

それならば、スケジュール調整が必要で、来ていただくまでに時間がかかってしまうのもしかたないのか…




話は変わりますが、「命をつなぐバイオリン」という映画のDVDを、TSUTAYAさんから借りて見ました。


時は現代。ヴァイオリニストであるハンナは、マネージャーから、一枚の封筒を渡されます。
封筒の中には、1枚の古ぼけた楽譜が…。それを見たハンナは、その場に崩れ落ちるのでした。
………………………………………………
時代は遡り、第二次世界大戦中のウクライナ。ユダヤ人の二人の子どもの物語です。
ユダヤ人のアブラーシャという名の男の子がヴァイオリンを、
ラリッサという女の子がピアノを弾き、神童の名をほしいままにしていました。
ヴァイオリンを練習中のドイツ人のハンナは、その二人の演奏会を聴きに行き、
彼らと一緒にレッスンを受けたいと切望するようになります。
そんな子どもたちも、否応なしに戦争という大きな波に飲み込まれていくのでした。
ナチス軍によるユダヤ人の迫害。収容所送りから逃げ回る、アブラーシャとラリッサの家族。
しかし、逃げ切れずに捕まってしまい、アブラーシャとラリッサは両親と引き離されてしまうことに…。
ユダヤ人の二人の子どもに、ナチスの親衛隊大佐は、
「完璧な演奏が出来たら(殺さずに)生かしておいてやる」という条件で演奏会を開かせます。
ラリッサは、演奏会前に交わしたナチスの親衛隊大佐との何気ない会話から、
すでに自分の両親が殺されてしまっているであろうこと。
そして、自分も同じ運命をたどるであろうことを悟ってしまい…。
………………………………………………
そして再び現代、老いたハンナが手にした、古ぼけた楽譜は
「3人の友情の証」の曲(ラリッサが作曲)だったということがわかるのです。

………ハッピーエンドには終わらない、とても衝撃的で、悲しい映画でした。


ラリッサちゃんが、追いつめられて、だんだん恐怖をつのらせていく様子は、とても演技とは思えませんでした。

いたいけな子ども達に、こんな恐ろしい思いをさせてはいけない。

弱い者も犠牲になってしまう戦争は、絶対にしてはならない。愚かな過ちを繰り返してはならない。

とても考えさせられる映画でした。


ところで、このユダヤ人の男の子「アブラーシャ」役の少年、エリン・コレフ君は、

18歳(17歳かも?)という若さながらも、ヴァイオリニストとしてデビューしているのだそうです。

映画の中でも、吹き替えなしでちゃんと弾いていたので、

「この子は相当弾ける子だなぁ」と思っていたのですが、プロならば納得です。

この映画で流れるヴァイオリン曲は、すべて彼自身が弾いているものだそうです。

音楽映画と言うと、時々手だけが吹き替えになって、あとは演奏しているように見せるパターンが多いですが、

子どもが主人公の音楽映画というのは、本人がちゃんと弾いているものが結構多いですね。

ちゃんと弾ける子を探してキャスティングしているようです。これもその1本でした。

余談:「アブラーシャ」役のエリン・コレフ君が、
   「俳優の小沢征悦さんに似てる~!」と始終気になって仕方ありませんでした(;´∀`)



いつもだらだら意地をお読みいただき、ありがとうございます。
8月10日、ついに自主的禁止項目を破ってしまいました。
休日のグランド練習は18時まで、と決めていたのですが、19時半まで弾いてしまった…(汗)
苦情が来ないことを祈るわ~(;´∀`)

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2014/08/11 Mon. 00:38  edit

Category: ピアノのある日常

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コメント

こんばんは~!
調音パネルって調べてみたらかなりお値段張りますね…
最低3枚ということは…確かに考えたくないですね。
でも、納得のいく変化があったのなら…設置したいですものね。
どなたか詳しい方がコメントいただけると良いですが…
映画、あらすじを見ただけで胸が痛くなりそうです。
戦争って生み出すのは憎しみと悲しみだけですね。

ね~み♪ #- | URL | 2014/08/15 22:42 | edit

調音パネルを置くと、身動きとれない…かな?(;´∀`)

ね~み♪さま、いつもコメントありがとうございます。

> 調音パネルって調べてみたらかなりお値段張りますね…
> 最低3枚ということは…確かに考えたくないですね。
防音室の音響については、ずっと気になっていました。
今通っているピアノ教室のレッスン室と、広さ的にはさほど変わらないはずなのに、
我が家の防音室でピアノを弾くと、何だか大音響…(笑)
ことに低音部が響いている原因がずっとわからなかったのですが、
どうやら、防音室に使われている吸音材(グラスウール)は、低音をあまり吸収してくれない。
それから、吸音材を使っていないクロゼットの扉と、窓が向き合っていたことにあるようです。
音が反射しまくって、ウヮンウヮンしていたようです。
もともとの部屋が、そういう作りだったので、これはどうしようもないわけですが…。
ということで、防音室設置をお願いした楽器店に相談しに行きました。
「お試し」と言うことで、調音パネルを4枚お借り出来ましたが
問題は狭い部屋に4枚(1枚はピアノの下に置くので、問題ないですが)も置くと、
身動きできなくなってしまうんですわ(;´∀`)
カーテンも有効とのことですので、寒くなる前に購入しようと考えております。
昼間は結構日ざしが入って、部屋が明るくなるのに、
カーテン引いて、部屋を暗くするというのが違和感ありまくりで、
防音や音響に効果があると聞いていても、なんとなく踏み切れないままでおります。
今回、調音パネルを置くことで、音響ばかりでなく、音質にも変化が見られたので、
お財布には決してやさしくないお値段ですが、購入を考えています。
問題は、「ちょっと変かも?」と思っていたピアノの狂いが、さらに強調されてしまいまして、
弾いていると、耳が痛くなってきて、かなりつらい状況です。
ということで、速攻で調律師さんもお呼びしました。
ピアノって金食い虫だわ…と実感しているところです。(T_T)

音楽映画は見つけると、DVDを借りて見てみます。
今回の映画は、戦争がらみの映画でしたが、
いつの時代も、戦争で犠牲になるのは、弱い立場の老人、それから、女性と子どもたち。
人権など平気で踏みにじり、殺戮を繰り返すだけ、
負の連鎖しか生み出さない戦争を、人はなぜ繰り返すのか?
そんなことを考えながら見ていました。

「完璧な演奏をしないと殺される」という同テーマで、
「ロード オブ ザ リング」でホビット役をされた、イライジャ・ウッド氏主演の映画で、
「グランドピアノ」という映画がありますが(現在は上映終了しています)
これも、レンタル開始になったら見てみるつもりです。
ベーゼンドルファーのインペリアルが出てくるので、ちょっと楽しみなのです。
このピアノも弾いてみたいなぁと思っておりますが、なかなか弾く機会が得られずにおります。

kusu #- | URL | 2014/08/16 01:35 | edit

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