ピアノという名の迷宮にて

奥深いピアノの世界を、ふらふらと彷徨っています。

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ユンディ・リさんの演奏会に行ってまいりました。 

音楽に癒されるために、ユンディ・リさんの演奏会に行ってまいりました。演奏会プログラム


終演が21時15分くらいだったでしょうか?23時過ぎに帰宅しました。

演奏会場のサントリーホールの聴衆…8割がた女性…。まぁ、私もその一人ですが…。


演奏された曲は下記の通り。

演奏者の希望により、演奏曲目の順番が変更になっています。



1.ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ op.22
2.ベートーヴェン:ピアノソナタ「熱情」 op.57
  -- 休憩 -- 
3.シューマン:幻想曲 op.17
4.リスト:タランテラ(「巡礼の年」第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」)

アンコール
1.任光:彩雲追月 (物理学者さま、情報提供ありがとうございます)
2.ショパン:ノクターン op.9-2
3.ベートーヴェン:ピアノソナタ「悲愴」 op.13の2楽章
4、青海民謡:遥か遠くのそのまた彼方 (物理学者さま、謝謝です)



今回、初めてユンディ・リさんの演奏会に行ったわけですが、

(特定のかたの演奏会に、何度も足を運ぶこと自体があまりないですね。唯一の例外が横山幸雄さんですが…)

ユンディ・リさんは、この演奏会のことを知るまで、

正直言うと、名前を聞いたことがある程度しか知らなかったんですね。

シューマンの幻想曲を生で聴きたくて、コンサート情報を調べているうちに、

彼の名前がヒットしたわけですが、なんだかいろいろと良くない?あらぬ噂話までヒットしました。

今回、演奏会を聴きに行ってみて、「そんな噂、絶対うそだろ?」と思ったくらい、完成度の高い演奏でした。

彼が弾いた、サントリーホールのスタインウェイの音が素晴らしすぎる!マジで欲しい!(ヲイヲイ…正気かよ?笑)

冷やかしも含め、演奏会の前にいくつかピアノを弾いてきましたが、

それだけに、最初の一音から、このピアノの音に魅了されてしまった。

それだけの音をピアノから引きだす、ユンディ・リさんのテクニックもあるのだろうと思うのだけれど…。



以下、独断的感想です。
1.ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ op.22
  とにかく「華麗」の一言!
  「アンダンテ・スピアナート」の右手第一音目からの音の美しいこと!
  ピアノって、こういうものすごい音が出せるんですよね。
  私には、まだまだとてもじゃないが、そこまで到達できない…。
  彼が弾くショパンは安心して聴いていられる、という気がします。


2.ベートーヴェン:ピアノソナタ「熱情」 op.57
  非常に男性的で力強い演奏でした。音のダイナミクスが凄いですね。
  まさしく全身全霊で曲に立ち向かっている、という感じでした。


3.シューマン:幻想曲 op.17
  舞台に出たとに起きる、聴衆の拍手がまだ完全に終わらないうちから弾き始めました。
  ピアノの椅子に座るなり、いきなり弾き始めたのです。
  前の2曲は、弾きはじめるまでに、少しの間があったので、「おぉっ!」と驚きました。
  私には、曲に正面から体当たりしたような感じを受けました。
  これだけの大曲ですから、さすがに怖い?のか。(さすがにそれはない?)
  この曲は、私的には超感動だったのですが、(いきなり心をわしづかみです。聴いていて思わず震えが来ました)
  曲自体の終わり方が、「まだ、次に続く」みたいな感じを思わせるので、
  演奏者が弾き終えても、なかなか拍手が起きませんでした。
  コンサートホールのアナウンスでも
  「余韻をお楽しみください」(ちょっと違うかも?笑)みたいなことを言っていたので、
  曲の終わりだとわかっている私でも、この沈黙を破って拍手していいものか悩んでしまった。
  演奏者がピアノから立ち上がろうとしたところでやっと拍手が起きましたが、何となく拍手もややおとなし目。
  あぁ、真っ先に拍手するんだった…。ちょっと反省。
  

4.リスト:タランテラ(「巡礼の年」第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」)
  事前に勉強していかなかったのですが(汗)十分に圧倒されました。
  聴いているだけで、相当難しい曲だとわかる。
  リストの曲なので、超絶技巧の曲には間違いないのですが、
  ダイナミックな音で圧倒させるだけじゃなくて、細やかな音までクリアに響かせていました。
  圧倒されて、気が付くと口を開けて聴いていたワタクシでした…(笑)
  聴き終えて、思わず「すげー!(口が悪くてすみません…汗)」とつぶやいてしまいました。


アンコール:4曲も弾いてくださいましたが、うち2曲は全然知らない曲でした。
      1曲目の「任光:彩雲追月曲」は、今回初めて聴いた曲でしたが、
      曲の感じが中国を感じさせたので、自国の作曲家の曲を弾かれたのではないかと思いました。
      4曲目の「青海民謡:遥か遠くのそのまた彼方」ですが、
      私が唯一知っている、中国の曲(愛唱歌?)の一部が出てきまして「あれ?」と思いました。
      中学時代の国語の先生から、授業中に原語(中国語)で教わった曲です。
      その歌の一部分が出てきたことから、
      その曲を基にした幻想曲なのかな?と思いました。(自信ありません…あしからず)



今回ユンディ・リさんの演奏会を聴きに行ってみて強く思ったこと。

弱い音(ピアノやピアニシモ)が、とにかくものすごく美しい!

ピアノって、フォルティシモ弾くより、ピアニシモ弾くほうが断然難しいでしょ?

強い大きな音も、音割れさせずに豊かに響かせることは難しいけれど、

ピアニシモは、弾く時にちょっと気を抜こうものなら、音が飛び出すし(私だけ?)

思ったように弱い音を出すのは、なかなかに難しい(出来ないのは、やっぱり私だけ?)

ピアニシモで速いパッセージを弾くなんて、なかなかできるものではないですよね~。(間違いなく私にはできません。)

これを鮮やかにやってのけるんですよ!もはや脱帽です!

なので、あらぬ噂は絶対に嘘だと確信した次第です。


さて、ユンディ・リさんの演奏会の前に、私は何をしていたでしょうか?

こちらについては、次回に…

……行きますよ(笑)


続く… 物理学者さま、頂きました(笑)

いつもダラダラ記事をお読みいただきありがとうございます。
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2014/11/11 Tue. 01:42  edit

Category: この素晴らしき演奏家達

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コメント

拝見いたしました

kusuさま

おはようございます。
感動のレポをありがとうございます。
物理学者さまに「来ないでください。」
と言われておりましたので?? 
伺うことができませんでした。
関西公演へ行かれた方の記事を拝読しましたら、数年前の評価を払拭する感動の演奏だったそうです。
ベートーヴェンが大変素晴らしかったようですね。
関西公演もサントリーホールもとても魅力的なプログラムですね♪

以前の評価を気にして聴きに行かなかったことを後悔しております。

さて、先日はベヒシュタイン試弾にご一緒くださりありがとうございました。
私と息子は展示グランドピアノの弾き比べをさせて頂き、防音室のピアノも早いお時間から弾かせて頂きました。
kusuさまに「展示グランドピアノもお弾きいただけますよ。」
とお伝えしていなくて申し訳ございませんでした。

kusuさまの弾かれる音色が大変綺麗でした。
またお聴かせ頂きたいです。
今度は FAZIOLI にご一緒できましたら嬉しく思います。

長い記事をお書きになる時は「続く!」を使わせて頂くとありがたいですね。
またお邪魔させて頂きます。

もちづきかず #- | URL | 2014/11/11 05:35 | edit

すいません…m(_ _)m

kusuさま、もちづきさま

いつもお世話になっているのに、大変申し訳ございませんでした。
ちょっと今回は訳ありでしたもので…

是非また次の機会にお会いさせて下さい。

それにしても、どれもこれも素晴らしい演奏でしたね!

どうも、最近よく使われるようですね、「続く」って(笑)

アンコールの曲について、私のブログに少し書いたので、ご覧下さい。
男好きではない私が、今回のコンサートの予習のためにユンディ・リのCD、DVD全てそろえちゃいました…(^^;;

ピアノ弾きの物理学者 #- | URL | 2014/11/11 07:54 | edit

もちづきかずさま、ようこそおいでくださいました。

コメントありがとうございます。

物理学者様には見事に?騙されましたが、
何となく予感のようなものはしていました。
演奏会に、もしかしたら、いらしているのではないか?と…。
仮にあの会場にいらしたと教えていただいたとしても、
あれだけの聴衆の中から見つけ出すのは、至難の技ですが…。

私も噂はネットで見て知っておりましたので、
演奏が始まってしばらくの間、そのことが気になって仕方ありませんでした。
非常に不謹慎で、失礼な聴衆と成り下がっていました。
しかし、演奏が進むにつれて、
ユンディ・リさんのピアノの世界にすっかり身も心も取り込まれてしまい、
いつの間にか、そんなこだわりはすっかり消え失せてしまいました。
本当にとても美しい音で弾かれる方で、
こんなすごい音が自分でも出せたら、ピアノ冥利につきるとさえ思いました。
聴きに行って本当に良かったです。
次回、来日されたら、また聴きに行きたいと思います。


こちらこそ、ベヒシュタインの試弾会にお誘いいただき、ありがとうございました。
サロン内のピアノは全部弾いて良いというお話は伺っておりましたので、
どうか、お気になさいませんように。
あのような拙い、演奏とも呼べないものをお聞かせしてしまい、非常に恥ずかしく思っております。
またお誘いいただけると嬉しいです。

kusu #- | URL | 2014/11/11 22:47 | edit

物理学者さま、本当にお人が悪いですね~(笑)

コメントありがとうございました。

ここのところ、私の動向に探りを入れるような裏コメの数々。
何やら怪しげなにおいがプンプンしておりましたが、見事に騙されました。
でも、「もしかしたら、いらしているのではないか?」とはちょっと思いましたよ。

それにしても凄い演奏でしたね~。
あんな音で弾けたら本望ですよね。
あの音を目指したいです。

> アンコールの曲について、私のブログに少し書いたので、ご覧下さい。
アンコール曲名情報、お借りいたします。
快諾していただき、ありがとうございました。

> 男好きではない私が、今回のコンサートの予習のためにユンディ・リのCD、DVD全てそろえちゃいました…(^^;;
なんだかんだ言っていても、結局男性がお好きなのでは?
冗談はともかく、男女関係なく、
素晴らしい音を紡ぎだせる、あの才能に惚れるんですよね~。
………と言うことにしておきましょう(爆笑)

kusu #- | URL | 2014/11/11 22:57 | edit

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