ピアノという名の迷宮にて

奥深いピアノの世界を、ふらふらと彷徨っています。

横山幸雄さんが演奏する、4大ピアノ協奏曲を聴きに行ってまいりました。 

3月22日に、横浜みなとみらいホールに行ってまいりました。  20150322みなとみらいホール証拠写真

超有名なピアノ協奏曲を4曲一気に聴くという、贅沢なプログラムです。

去年聴きに行った、横山幸雄さんの「入魂のショパン2014」でいただいてきた公演チラシの中に、

すでにこの公演の予定が掲載されていました。当然のごとく、チケット発売と同時にゲットです。

今回は前から12列目。

横山さんが弾いている手も、ペダルを踏む足も見えたし、とても良い席でしたよ~。



横浜みなとみらいホールは1998年に作られたホールですが、とても音響の良いホールだと感じました。


[演  目] 
   ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番 op.73「皇帝」    
    ショパン ピアノ協奏曲第1番 op.11
     --- 休   憩 ---
   チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 op.23
   ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 op.18

  指揮:下野竜也氏  新日本フィルハーモニー交響楽団
 
                               パンフレット ← プログラムです。
ピアノ協奏曲は、かなり昔…学生時代か?20歳前後だったか?

一度だけですが、聴きに行った「ような(笑)」記憶があります。

地元のホールへ聴きに行ったのですが、何の曲だったか記憶もおぼろげ…(^^;)

多分、ベートーヴェンのピアノ協奏曲5番の「皇帝」だったと思う……???

パンフレットが手元に残っていないので、誰がピアノを弾いたのか、

指揮者が誰だったのか?どこの楽団だったのかも覚えていません。

ピアノ協奏曲を聴いたなぁ…という記憶だけ…(こりゃひでぇ…汗)


オーケストラものを聴くときは、お作法?があるみたいですね。

指揮者はもちろんのこと、協奏曲の場合、その楽器の演奏者が舞台に登場したら拍手しますね。

さらに!コンサートマスター(コンマス)氏が舞台に登場しても拍手する。

これ、知りませんでした…(^^;)うん、勉強になったぞ…(笑)

コンマス氏が舞台で最初にやることは、ピアノのA音を弾いて、(ピアノがないと、これは省略?)

さらに、ご自分のヴァイオリンでA音を弾き、あの全楽器によるA音出しにつながっていきます。

これを聴くと、いよいよ演奏が始まるんだな~と期待が高まりますね。わくわく!(^^♪


ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番 op.73「皇帝」の出だしの「ジャーン」で、思わずゾクゾクッときました。

続いて、ピアノで奏される力強く華麗な、あの有名なモチーフ…。

「うぉぉぉ~!ナニコレ?」今までに経験したことのない感覚でした。

演奏会、といえば、ピアノソロ曲ばかり聴いてきた私ですが、

圧倒的な音の洪水を「ドーン!」と、いきなり全身に浴びた感じと言ったら、おわかりいただけるでしょうか?

オーケストラによるダイナミックな音の広がり・立体感、さらに重厚感に

感動を通り越して、衝撃に近いものを感じたのです。


昔から、かなり偏った曲の聴き方をしてきまして、ピアノ協奏曲も例外ではありません。

狭く深く聴いてきた感じでしょうか。

ちなみに私が好きなピアノ協奏曲は、

今回聴いたラフマニノフの2番と、ブラームスの2つのコンチェルトくらいかな?

これらの曲は、高校時代から20歳代にかけて出会った、

オーケストラのフルスコアまで買い込んで、楽譜を見ながら夢中になって聴いていた曲群です。

ピアノ独奏曲は、コンサートホールに足を運んで聴きに行っていましたが、

なぜか、コンチェルトについては、ほとんど聴きに行ったことがありませんでした。記憶の怪しげな1曲のみ(笑)

レコードやカセットテープ、CD、ウォークマン等で聴いて、

「オケの曲ってこんな感じ」と、分かったような気になっていたわけです。

まさしく「井の中の蛙大海を知らず」状態でした。

その感覚で生の演奏を聴いたため、カルチャーショックに近いものを感じたわけです。

オーケストラの音でゾクゾクしてくる感覚は、演奏会の最後まで続きました。

コントラバスの低音が意外と響くことが快感だったり、

かすかなささやき声のような音も、クリアに聴こえて来ることに感心したり、

音の跳ね返り?なのか、変な方向から音が聴こえてきたことに驚いたり…。


ショパン ピアノ協奏曲第1番 op.11は、今回聴いた4曲の中では一番勉強不足の曲です。(-_-;)

ショパンは大好きな作曲家なのですが、それでも曲の好き嫌いがありまして、

暗くて重くて、彼の魂の叫びが聞こえてくるような人間臭い?曲が好きなわけです。

さらに、食わず嫌いな曲というのもあります。

この曲もその一つだったわけです。もちろん、今回の演奏会に合わせて、何度も聴きましたよ。

近いうちに、ピアノ協奏曲2番を聴く機会があるので、こちらもちゃんと勉強しておかなきゃ…。

通常ピアノコンチェルトは、曲が始まると比較的すぐにピアノが入ってきますけど、

(もちろん、ピアノから曲が始まるものもたくさんあります)

ショパンのこの曲は、オケのみの演奏がしばらく続きますよね。

その間、ピアニスト諸氏は何を考えておられるんだろうな?と思うことがあります。

もちろん、考えることは曲のことだろう、と推測はしますが…(笑)


ここで、休憩時間となったので、ガラケーから途中経過でも…と思ったのですが、

会場にいる聴衆が一斉にスマホを触っているのか、電波が混線していて、なかなか画面が更新されず、時間切れ。


それから特筆すべきは、この休憩時間で、ピアノが交換になりました。

舞台の端のほうに、もう一台ピアノが置かれてあったので、

「舞台にピアノがあるのに、どうしてもう一台ピアノが?」と思っていました。

どちらのピアノもスタインウェイのフルコンでしたが、

1台目のピアノより、2台目のピアノのほうが音が重厚(硬質)だったような気がします。

作曲された時代背景に合わせて、違う音質のピアノに変えたのか?

激しい演奏で音が狂って、4曲を一つのピアノで弾き通すのが困難なのか?

でも、調律すれば音の狂いは何とかなりそうな気がするし、やはり時代背景に合わせたのかな???

それから、フルート奏者さんが休憩時間に、難しい音型部分を、何度も何度も繰り返し練習されていました。

こういう練習の積み重ねが良い音につながるわけですよね。


横山さんの演奏会を聴きに行くといつも思うことですが、休憩時間に衣装替えされますね。

演奏で大量の汗をかくだろうし、そういう意味での衣装替えと思いますが、

いつも、とてもファッショナブルな服装で舞台に出てこられますね。カコイイ!

それにしても、男のかたは燕尾服とかスーツとか、きっちりした服装でピアノを弾かれますが、

腕の動きが制限されてしまったりとかして、弾きにくいだろうなぁ~と、いつも思います。

女性はノースリーブのドレスが多いのにねぇ。

まぁ、男性ピアニスト氏が「スギちゃん」みたいな袖なし服で、舞台に立つ姿はあまり想像したくないですが…(^^;)


チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 op.23は、ピアノ協奏曲の中ではダントツに有名な曲ですね。

クラシック音楽をあまり聞いたことのなかった子ども時代の私でも、この曲の出だしだけは知っていました。

この曲も若い時から聴いている曲ですが、ものすごいテクニックが必要な曲ですよね。

ラスト間近なんて、まさしく圧巻です。

さすがの横山さんも、全身で曲と格闘している感じでした。

ところで、チャイコフスキーのピアノ協奏曲って1番が超絶有名なだけで、実は3曲あるんですねぇ…。

1曲しかないと思っていました。(知らないって怖い…汗)

 
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 op.18は、大好きな曲の一つです。

出だしの左手、10度の和音をつかむところがありますが(届かない場合はアルペジオで弾くしかないですが…)

横山さんは和音で弾いておられる感じでした。

男のかたなら、10度届く手の持ち主も結構いらっしゃるような気がしますが…?

なまの音で聴くと、曲の壮大さやロマンチシズムがさらに増して、うっとりしながら聴き入ってしまいました。

絶対に弾けない曲だけど、弾けるようになったら素敵だなぁ~と夢見るおばさんになっていました。(キモイ?) 

なまコンチェルトの演奏会…ちょっとハマりそう…。



次に聴くなら、やっぱり大好きなブラームスかな?

大・大・大好きなポリーニさんが弾く、ブラームスの動画を発見!きゃあ~




2番の指揮者は、故人となってしまわれたクラウディオ・アバドさん。
画質があまり良くないですが、ポリーニさんもアバドさんもお若い~!
私がブラームスのコンチェルトにハマる原点となったレコードです。 → ブラームスピアノ協奏曲第2番のレコード

2番の動画は、このレコードが発売されたのと同時期くらいの演奏かなぁ?

ポリーニさん!やっぱり凄い!熱烈ラヴです!!(^^♪



いつもダラダラ記事をお読みいただき、ありがとうございます。

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2015/03/24 Tue. 01:17  edit

Category: この素晴らしき演奏家達

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