ピアノという名の迷宮にて

奥深いピアノの世界を、ふらふらと彷徨っています。

横山さんの演奏会の前に、銀座を徘徊。 

5月4日の横山幸雄さんの「入魂のショパン2015」のリサイタルに行く前に、ちょっと寄り道をしました。

東京駅の、東京国際フォーラム側出口を出て、銀座方面へ…。

東京国際フォーラムでは……
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2015「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2015」が開催中で、たくさんの人出です。

時間があれば、行ってみたいところですが、あいにくあまり時間がないので今回は諦め。

もっと早く家を出ていれば良かったのですが、

「ちょっと弾いてから出掛けようか…」と思ってピアノの練習を始めたら、

ことのほか楽しくなってしまって、やめられなくなってしまったわけです。

調律後、音の狂いが直ったら、ピアノ熱が再燃。まぁ、これは良い傾向ではありますが…。

気が付いたら、結構とんでもない時間になってしまって、あわてて家を出る羽目に…。


まず、山野楽器さんへ寄り道。

今回もありました。ミニチュア楽譜!


・エキエル版(そのまんま2分の1に縮小しました~という趣き。でも異様に高価。3000円台はザラ…)
・ヘンレ版(なぜか表紙が青ではなく黒…。これはショパンに限らず、ベートーヴェンやモーツァルトもありました)
・雑誌「ショパン」の出版社「ハンナ」さんから出しているパデレフスキ版の楽譜。


「あぁぁ~欲しいわ~」と、そのミニチュア楽譜をしばらくガン見し、

おもむろに手に取って、パラパラやっては書棚に戻し…を数回繰り返す。

我ながら、かなり挙動不審なおばさんだわ。(^^;)

でもお金ないし~。パデレフスキ版なら、ミニチュア楽譜買わなくても数冊持っているし…。

エキエル版は、ミニチュア楽譜だというのに異様に高いし、

これだけの金額を投資するなら、普通の大きさの楽譜を購入したほうがいいよなぁ…。

それに、うちの先生はなぜかエキエル版を使いたがらないので、購入はもったいない気も…?

ヘンレ版の「バラード」が無茶苦茶欲しいなぁ~。

「ハンナ」社のパデレフスキ版が、バラードとスケルツォが1冊になっていて、これもとても気になる…。

(パデレフスキ版、エキエル版、春秋社版所有。版は違うといえ、いったいバラードの楽譜、何冊買うんだよ…笑)
それに、パデレフスキ版なら、普通の大きさの楽譜、持ってるだろ?爆)

さらに、ベートーヴェンソナタの楽譜も気になるぅ~。弾くことがあるか分からないけど…。

と、散々悩みまくり、葛藤した挙句、思い切り後ろ髪をひかれながらも、買わずにお店をでる。

結局、楽譜を見に行っただけな感じ。バカっすね~(爆笑)

ちなみに「山野楽器」さんの楽譜カバーは、個人的に結構気に入っています。
お店の名前が入っている、オリジナル楽譜カバーはこんな感じです。山野楽器さんで売られている楽譜カバー 


休日の銀座は、中央通りが歩行者天国なのはいいけど、人が多すぎて、まともに歩けない!

まぁ、休日に混んでいるところに敢えて行く私も私だが…(^^;)

外人さんも結構歩いている。

それにしても、文化の違いなので、仕方のないことなのかもしれないけど、香水を付け過ぎでしょ?

あまりにも香りが強烈過ぎて、もはや「いい香り」とはお世辞にも言えないレベル…。

強い香りが苦手な私は、時々漂ってくるキツイ香水の香りから必死に逃れようと、

「タラタラ歩いてんじゃねーよ!そこをどきたまえ!」(何様?笑)と心の中で暴言を吐きながら、

どんどん早歩きになっていく…(^^;)
(怒ると怖い人の言葉遣いになってしまうのは、私の本質かも…怖えぇ~笑)


延々歩いて、ヤマハ銀座店さん到着。

ここに来るならJR東京駅じゃなくて、JR新橋駅で下車したほうが遥かに近いよねぇ…。

まぁ、歩くのは嫌いじゃないから良いのだけれど…。
まず、楽譜売り場に立ち寄る。紙鍵盤(笑)

「バイエル」に付録で付いている紙鍵盤と同じものが、単独で売られていたので、喜んで購入。お値段は21円。

ここに来れば、きっとあるんじゃないかと思っていたが、やはり予想を裏切らない…(笑)

教育用に音名シール貼って使用する紙鍵盤も売られていたけど、安いもので十分!

私も大昔に「バイエル」を練習したし、この紙鍵盤も確かに持っていたはずなのだが、

何しろン十年前のことだし、今までに3回引っ越しをしているから、どこかで処分してしまったのかも?

学生時代に写譜した「エリーゼのために」の楽譜も紛失してしまったし…。

ちなみに、この紙鍵盤は、練習用に使用する目的で購入したものではありません。

6月に旅行に行く予定がありますが、その時に使おうと思っています。

って、出先でそんなことをしている時間があるのか、微妙ではありますが…?

「何やっているんだ?」と仲間にどつかれそう…。でも、実行するよっ!(実行できる状況であると良いなぁ…)
家に帰ってグランドの鍵盤にあててみたら、あれぇ~微妙に幅が狭い~。微妙にズレている

1オクターブで、1ミリ強の誤差がある~。勤務先で拡大コピーするしかないか?

どうせなら、トレーシングペーパーでコピーしてみようかな。そのほうが使いやすそうだし…♪


それからピアノ売り場に顔出し。

今回はすごく上手なかたが試弾に来ていた。

高校生?いや、中学生くらい?の男の子が、ご両親とでピアノを探しに来た様子。

ショパンのエチュードのop.10-12(革命)やら、op.25-2やら、

バラード2番の激しいところととか、モーツァルトK.V330のソナタとか…。

とにかく展示してあるグランドをガンガン弾いている。しかも超絶上手…。

うひゃ~!とんでもない時に来てしまったぞ。

トランスアコースティックピアノがあったので、店員さんに声をかけて説明していただいたが、

店員さんの声が、彼の弾くピアノの音にしょっちゅうかき消されて、よく聞き取れない…。

しかも、かなり上手なので、しばしば意識が演奏のほうに行ってしまいそうになる。

まぁ、地元の楽器店で概要は聞いているし?

今日は、ピアノの中身を目で確かめるのが主なる目的だからいいのだけれど…。

ピアノの左側に、パネルがあって、電源を入れることで音色や音量を変えたりできますが、

電源を入れなくても、ちゃんと音が出ました。(前回の記事訂正でーす。すんまそん)

ピアノの中を見せていただきましたが、弦もハンマーもちゃんとあって、

鍵盤を押せば、ちゃんとハンマーが弦を叩きます。全く、普通のアップライトピアノです。

もちろん生ピアノの音を完全に消して、サイレントピアノとしてヘッドホン練習することも可能。

電源入れて、3本あるペダルの真ん中を踏み込むことで、電子音になる仕組みみたいです。(ちょっと曖昧…汗)

生ピアノと、電子音のコラボなんてこともできたりして、結構楽しめそうです。

電子音モードになっているときは、サイレント機能とおなじで、ハンマーが弦を打つ前に止まる仕組みになっている。

鍵盤の下には、電子ピアノ同様にセンサーが仕込まれてあって、鍵盤を押すことによって、

デジタル音に変換して、後ろの響板から音を出す仕組みです。

まさしく、アコースティックピアノと、電子ピアノの見事なまでのコラボレーションですね。

こういうものが昔にあったら、躊躇せずに購入しただろうになぁ…。


今日は、調音パネルでお世話になったKさんがお店にいらっしゃいました。

お声をかけたら、一瞬「どちら様でしたっけ?」みたいな顔をされましたが、

すぐに思い出してくださったみたいです。

っていうか、Kさん、お客の顔くらい覚えていてくださーい!(笑)

対面で調音パネルの契約もしたし、私の家にもいらしたでしょー?(笑)

まぁ、いろんな方と普段から接しているでしょうから、無理もない反応ではありますが…。

前担当者のYさんによると、我が家の6畳弱の防音室には、

最低でも3枚の調音パネルが必要だと言われましたが、

設置個数の目やすがあるのか、Kさんにお聞きしてみました。

やはり1畳に対し、パネル1枚のようです。………やっぱり3枚じゃ少ないんだ。(-_-;)

どうせ防音室作るんだから、調音パネルを標準装備にすればいいのにねぇ。

その分お値段に跳ね返ってくるから怖いけど…。単価も決して安くないしね…。

購入は、防音室+ピアノローンが終わる4年後かな…(;´∀`)

それにしても気の長い話だ…。


いつもダラダラ記事をお読みいただき、ありがとうございます。
楽器店冷やかしも、マジに大概にしないといけないですね…(笑)


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2015/05/05 Tue. 23:34  edit

Category: ピアノのある日常

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コメント

鍵盤の幅

鍵盤の幅は、カワイのピアノは、ヤマハやスタイウェイより、ほんの少しだけ狭いのです(調律師の方に伺いました)。 実は、ショパンの時代のピアノは、現在のピアノより鍵盤の幅は狭かったのです。 フェルトも羊毛ではなく、革やウサギの毛のフェルトを使っていたようです。 鍵盤の数も現在より少なくて、ショパンがスケルツォ3番を作曲したときは、当時のピアノでは低音が足りなかったようです。現在のピアノよりは音量も小さく、ショルジュ・サンドはピアノの下に潜り込んでショパンのピアノを聞いていたようです。

H.T #CHNHDx7M | URL | 2015/05/06 13:36 | edit

H.Tさま、いつもコメントありがとうございますm(__)m

> 鍵盤の幅は、カワイのピアノは、ヤマハやスタイウェイより、ほんの少しだけ狭いのです。
えぇ~、そうなんですか?
アコースティックのピアノは、メーカー関係なしに鍵盤幅が統一されていると思っていました。
S-400のグランドをお持ちになっていらっしゃる、H.Tさまならご存知ではないかと思いますが、
ヤマハでは以前、鍵盤の幅をオプションで変更できた時期がありました。
1980年代の終わりくらいの頃の話ですが、
標準鍵盤は123cmですが、これを113cmや、119cmのものに変更が可能でした。
(この時代のグランドのカタログを、いまだに捨てずに持っています。S-400掲載されてますよ…笑)
それがいつの間にか撤廃されて以降、鍵盤幅は123cmで統一だと思っていました。
何だかきつねにでもつままれた気分で(失礼な表現で申し訳ありません)
我が家の2台のピアノの鍵盤幅をメジャーで測ってみました。
・ヤマハ 電子ピアノ(DGP-1) … 123cm
・カワイ グランドピアノ(SK2) … 122.5cm
確かに、おっしゃる通りでした。
カワイのピアノのほうが全体に5㎜ですけど、鍵盤幅が狭いんですね~。驚きです!


ショパンの手のレプリカの写真を、ブロとも様のブログで拝見したことがあります。
「手の大きさが分かるように、定規と一緒に写してくださーい」とリクエストしましたら、
その画像もブログ上に載せてくださいました。
その画像で見た感じでは、女性の手?と思えるくらい、小さな手です。
それなのに、10度くらい開く手じゃないと弾けないのではないか?と思えるような曲も書いています。
彼が生きていた時代では、曲を献呈することも多かったですから、
差し上げるかたの好みで、曲を書いたりすることはあっただろうと思いますが、
女性に差し上げている曲にも関わらず、
今のピアノでオクターブやっとの手では演奏困難な曲があったりします。
ショパンの時代、鍵盤が今のものより狭かっただろうということは容易に想像できますね。


> ショパンがスケルツォ3番を作曲したときは、当時のピアノでは低音が足りなかったようです。
ということは、ショパンは音を想像して曲を書いた、ということになるのでしょうか?
(後世の楽譜校正者が、前後のバランスを考えて、音を付け加えた可能性もありそうですが?)
ピアノは時代とともに音域が広がっていますが、
その時代の作曲家は、可能な限りピアノの音域をフルに使って曲を作っていますね。
ショパンが 生きていた時代だと、鍵盤数は73鍵から78鍵でしょうか。
音が足りなかったという音は、197小節目と241小節目の「シ♭」のオクターブの下の音ですね。
当時のピアノの最低音は「ド」でしたから、たしかにその時代にはなかった音です。
ヘンレ版の楽譜には、この197小節目の最低音「シ♭」はカッコでくくられて書かれています。
ちなみにパデレフスキ版だと、この2か所はオクターブではなくて、単音記載となっております。

それにしても本当にいろいろなことにお詳しいですね~。勉強になります!

kusu #- | URL | 2015/05/07 00:54 | edit

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