ピアノという名の迷宮にて

奥深いピアノの世界を、ふらふらと彷徨っています。

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2周年記念?人生最大のピ~ンチ!?な話 

ツェルニー40番の32番(2回目!)を練習していたころ、一昨年(2011年)の話になります。

この2011年という年は、天中殺(古ッ!)なのか大殺界なのか、年明けからろくなことがありませんでした。

なんとなく物事すべてがうまく進まず、空回りばかりしているような感じでした。


4月22日金曜日。2年前の今日のことです。

その日は夕方に、勤務先仲間と東京・有楽町駅前の「ニュートーキョー」で飲み会の予定がありました。

午後にお休みを取り、「時間になるまで、銀座で買い物でもしようか」と密かにもくろんでいました。

その日に限って、事務所の入り口付近にいる総務課長が用事でずっと離席しており、受付に誰もいない状態。

来客はもちろん、宅配便や郵便配達のかたの対応を私がしていました。

その間には容赦なく電話がかかってくるしで、朝から走り回っているような有様でした。

営業さんから預かった領収証を大型金庫にしまおうとした矢先のことです。

お客様がみえたので、あわてて領収証をしまい、金庫の扉を閉めました。

『んがっ!?………(注・声になっていません)』指先に激痛が走りました。

脊髄反射(誤って熱いものに触ってしまうと、とっさに手が引っ込みますね。あの反応です)とやらで、

瞬間的に手を自分の体に引き寄せましたが、そのまま10秒位呼吸できず。言葉も出ず。

何が起きたか理解できませんでした。

我に返って、お客様の対応後、指先を見てみると、

右手薬指の爪の上3分の2が紫色に変色しており、爪のふちから血がにじんでいました。

どうやら金庫の扉に指をはさんでしまったようです。とにかく爪がものすごく痛い状態

さらに指がどんどん腫れてくるので、整形外科に行くことにしました。


右手薬指の先端。ちょうど爪の生えている部分の骨、末節骨というのだそうですが、

整形外科でレントゲン撮っていただいたら、みごとにぽっきりと折れており、

折れた骨の先がちょっと手のひら側に曲がってしまっていました。

末節骨は、人の骨の中ではかなり小さな骨の部類に入ります。

「小さな骨=中を通っている血管が細い=回復しずらい」という公式が成り立つようです。

年齢的なこともあり、3か月経過しても骨が付きそうな状態にすらならなかったら、

完治は無理だと思ってくださいとまで言われました。

ガ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━(  ゚)━(   )━(゚;  )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!

奈落の底に突き落とされた感じでした。頭の中真っ白。

時の砂(ここでもドラクエかい?)で時間を戻したいと本気で思いました。


末節骨の骨折は、爪で保護されることもあり(爪がはがれてしまった場合はそういうわけにもいきませんが)

石膏で固める等の大げさなギブスは必要ない様です。幸いなことに爪には損傷がありませんでしたが、

骨折したのが利き腕の右手だったからなのか、簡易ギブスを装着しての様子見となりました。

これって何かの罰ゲームなんですかね?私が何悪いことしたって言うんだよう~(泣)


労災扱いになるため、医者に行った後、社に一度戻り、どういう状況なのか上司に説明し、

現場検証のようなことまでしてから、退社させていただきました。その足で一路銀座へ…(ヲイヲイ…)

翌土曜日にレッスンを控えていたので、ピアノの先生にはメールで事情をご説明し、

しばらくの間、片手でのレッスンをお願いいたしました。先生が驚かれたのは当然のことでした。


利き腕の指をけがすると、とっても不便。

薬指って小指と腱がつながっているのか、薬指の損傷だというのに、小指まで言うことをきいてくれない。

結局、ペンやお箸は、残った3本の指で繰らなきゃならなくなりました。

慣れるまで、書く字はミミズが這ったようになり、食事中はお箸を取り落とすありさま…。


骨折治療中は、とにかくどういう治療法があるのか、インターネットで調べまくりました。

3か月以上骨折部に変化がないと、難治性骨折の部類に入り、超音波治療が保険適用で受けられるようです。

微弱な超音波を骨折部に与えて骨の再生を促す、うんぬん…。最終的にこの種の治療まで考えていました。


骨折から1か月ちょっとで簡易ギブスを外しました。

末節骨の部位は、爪の部分がギブス代わりに骨を保護してくれるため、

出来るだけ早いうちにギブスを外してリハビリをしたほうが良いそうです。

ギブスをせず、テーピングだけの治療をする先生もいらっしゃるくらいです。

ギブスをしている時間が長ければ長いほど、後のリハビリが辛くなるし、元に戻すのに時間がかかります。

2週間に1度撮るレントゲン画像に、好転の兆しがなかなか現れてくれなかったので、

整形の先生もこのまま付かないだろうと思っていたようです。

末節骨骨折は、付かないことも珍しくないそうです。

骨折してから、まる3か月になろうかという頃に、ようやく好転の兆しが現れました。

レントゲン写真で見ると、骨折部の空間(通常黒く写ります)の一部に

骨が形成されている様子(うっすらと白っぽくなってきている)が見て取れました。


骨折より、むしろギブスが取れてからのリハビリのほうがずっと辛かったですね。

第一関節は指がまっすぐになったまま、

第二関節は、かろうじて60度位曲がる状態(でも、まっすぐには伸ばせない)で関節が固まってしまいました。

第一、第二関節ともそれ以上曲がらなくなってしまいましたから、曲がるようにするのが大変!

お風呂で良く手を温めてから、マッサージし、お風呂のふたにぎゅーっと押し付けてみたり…

整形の先生は、とにかく容赦なく曲げ伸ばししようとするので「痛い!痛い!」と叫んでました。

整形外科に通いだして7か月ほどで、とりあえず通院は卒業しましたが、その時点で50~60%の治癒状態でした。

それから1年以上経過していますから、もう少しましな状態になっていると思います。

グー写真
↑今でも第一関節は他の指より曲がりません。グーを握ると薬指だけが少し浮くのでわかります。


右手開いたところ 注・中指にペンだこがあります。
↑私の指先は3・4の指が手の甲側にちょっと反るんです。(特に3の指が凄く反ります)
これのせいで、ピアノを再開し始めたばかりの頃、指の腹で弾いてしまいがちだったため、
手の形が悪いと、先生からよく注意を受けました。
写真では分かりにくいかと思いますが、
骨折後、薬指の第二関節は完全にはまっすぐになっていません。指先は反らなくなりましたが…。


いつもだらだら記事をお読みいただき、ありがとうございます。
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2013/04/22 Mon. 01:05  edit

Category: えとせとら

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コメント

大変でしたね。

まさに「ピ、ピアニスト生命が・・・!」な事故。
ピアノ演奏がリハビリにならないのかな。
今は弾けるんですよね。
バラ1やってるくらいだから大丈夫なんですよね。
ドキドキしながら読んでいました。
お互い気をつけましょうねー。

そんな私の右手小指は第一関節が
たまにコキッといってハズレます。
すっごく痛いです、しかも弾いてる時に。
前の先生が小指に力を入れて弾きなさい、と
いつも言っていたので、私は小指の先にだけ力を入れて弾いていました。
本当は小指全体に力を入れるべきなんですよね。
そのうち、ピアノを弾いていなくてもハズレるようになってしまって、
ヘンなクセがついてしまったもんです。
なので小指の先は内側にちょっと曲がってます。
手が小さいと苦労しますわ。

ひさへ #- | URL | 2013/04/22 08:32 | edit

こんにちは、
そちらも大変でしたね。
実は私も自宅の玄関ドアに指をはさんで、骨折したことがあります。
激痛にうずくまる、、よーくわかります。スグ整形外科へ直行しました。
 他には、足の指も骨折経験があるのです(笑、

調理師時代はもう生傷は絶えません、、一斗缶の切り口でざっくりやったり
米も研げず利き手でない方で研いだり、魚の刺でもみんなよく刺さって、、
他には知人の知人の料理人はミンチマシーンで自分の手をミンチにしたものもいる
ようです。調理師学校時代の同級生は、就職後指の第2関節から見事に包丁
で落としてしまった。と、すぐ情報が入りましたね。でもすぐ繋がったとかで。

私は、包丁では、左の3の指(第2関節から危うくざっくり、、危機一髪で
骨で止まってくれてました。あと数ミリ違っていたら、落としていたでしょう。

傷跡の写真は後ほど掲示板の方でアップしますね。

酢~ #mQop/nM. | URL | 2013/04/22 12:15 | edit

ご心配いただき、ありがとうございます。

骨折なんて生まれて初めて経験しました。
たまたま間が悪かったという事故でしたね。
> まさに「ピ、ピアニスト生命が・・・!」な事故。
違う場所(もっと指の根元のほうとか、関節部分)でなくてよかったと思います。
もっと治るまでに時間がかかっただろうと思います。
> ピアノ演奏がリハビリにならないのかな。
> 今は弾けるんですよね。
> バラ1やってるくらいだから大丈夫なんですよね。
ピアノの先生が凄く心配してくださいました。
かえって、当事者のほうがのほほんとしてましたね。
リハビリ関係記事を次回載せますが、
整形の先生も「ピアノがリハビリになるので弾きなさい」とおっしゃっていました。
ちょっと怖かったですけどね。
日常生活でけがは避けて通れませんが、くれぐれもお気を付けください。

> そんな私の右手小指は第一関節が
> たまにコキッといってハズレます。
> すっごく痛いです、しかも弾いてる時に。
> 前の先生が小指に力を入れて弾きなさい、と
> いつも言っていたので、私は小指の先にだけ力を入れて弾いていました。
> 本当は小指全体に力を入れるべきなんですよね。
> そのうち、ピアノを弾いていなくてもハズレるようになってしまって、
> ヘンなクセがついてしまったもんです。
そちらのほうが大変じゃないですか?
脱臼はクセになるといいますし。靭帯を損傷してしまうこともあるようです。
お医者様へは行かれましたか?凄く心配です。

kusu #- | URL | 2013/04/23 01:11 | edit

こんばんわ。
ご心配いただき、ありがとうございます。

> 実は私も自宅の玄関ドアに指をはさんで、骨折したことがあります。
> 激痛にうずくまる、、よーくわかります。スグ整形外科へ直行しました。
> 他には、足の指も骨折経験があるのです(笑、
生まれて初めての骨折体験でした。(もう経験したくないですね)
足の指の骨折はかなり痛そう…。
足を家具の角とかにぶつけただけでも悶絶するほど痛いのに…
なんであんなに痛いんでしょうね?手とかぶつけても、あそこまで痛みを感じませんよね?

> 調理師時代はもう生傷は絶えません、、一斗缶の切り口でざっくりやったり
> 米も研げず利き手でない方で研いだり、魚の刺でもみんなよく刺さって、、
> 他には知人の知人の料理人はミンチマシーンで自分の手をミンチにしたものもいる
> ようです。調理師学校時代の同級生は、就職後指の第2関節から見事に包丁
> で落としてしまった。と、すぐ情報が入りましたね。でもすぐ繋がったとかで。
自分の手をミンチ…想像しただけで気絶しそうです。なんて恐ろしい……
指を落とされたという同級生のかた、指の機能が戻って良かったです。

> 私は、包丁では、左の3の指(第2関節から危うくざっくり、、危機一髪で
> 骨で止まってくれてました。あと数ミリ違っていたら、落としていたでしょう。
これも恐ろしすぎます。
もともと不器用なもので、包丁で手を何度も切ったことがありますが、
幸いなことに切り傷程度で済んでいます。
中学生の時、折り畳み椅子の蝶番のところで左手指先を挟んで
深さ1ミリほどえぐってしまったことがあります。
成長期だったこともあって、こちらは傷跡も残っていません。
同時期、鉛筆を小型ナイフで削るのがクラスで流行ったことがあり、
(カミソリの刃が金属のプレート?にはめ込んであるだけの折り畳み式のです。年代が近いようなので、ご存知かも)
この刃で指をスパッと切ってしまったことも数知れず。大事には至りませんでしたが…。

> 傷跡の写真は後ほど掲示板の方でアップしますね。
拝見いたしました。まさに満身創痍ですね。
くれぐれもお気を付けください。
私も、手首の骨折には気を付けたいと思います。
ありがとうございました。

kusu #- | URL | 2013/04/23 01:53 | edit

こんばんは、お邪魔します!

過去のお話とはいえ、
指の骨折は読みながらハラハラしました。
私自身、指をちょっとひねったくらいで
「はっ!」と焦るくらいですので、
骨折となると、ピアノの弾き手として
精神的にも大変だったのではないかと思います。
でも、ピアノを弾けていて良かったです。

私は昔、肩を骨折したことがあります。
それも娘1号の幼稚園の卒園式の日でした(´∀`)
その当日の朝に散髪に行く途中で、
原付でコロリン、バキッ!でした。
前もって散髪位行っておけよ、というお話でしたねー。

今でも娘1号には卒園式の事言われます(・∀・)

akimerman #- | URL | 2013/04/23 22:19 | edit

こんばんわ。いつもコメントありがとうございます。

> 過去のお話とはいえ、
> 指の骨折は読みながらハラハラしました。
> 私自身、指をちょっとひねったくらいで
> 「はっ!」と焦るくらいですので、
> 骨折となると、ピアノの弾き手として
> 精神的にも大変だったのではないかと思います。
> でも、ピアノを弾けていて良かったです。
根拠はなかったのですが、何とかなるんじゃないかと思っていました。
その自信はどこから?な感じです。大雑把で、ちゃらんぽらんなO型なもので…(笑)
整形外科で撮ったばかりのレントゲン写真を見せていただきながら、
先生に「うーん、変わらないですね~。やっぱり(骨が)つかないかな?」
と言われた時だけ Σ(゚д゚|||)ガーン! とショックを受けますが、
診察終わった10分後、近くにある丸亀製麺で、うどん大盛をたいらげている。
…現実逃避してどーするよ?ていうか、本能に忠実過ぎ?( ^∀^)エヘヘ…

> 私は昔、肩を骨折したことがあります。
> それも娘1号の幼稚園の卒園式の日でした(´∀`)
> その当日の朝に散髪に行く途中で、
> 原付でコロリン、バキッ!でした。
> 前もって散髪位行っておけよ、というお話でしたねー
> 今でも娘1号には卒園式の事言われます(・∀・)
そちらのほうがよほど大変じゃないですか?
後遺症等は残りませんでしたか?
お嬢さんもかなり驚かれ、ショックを受けたことと思います。

バイクはスピードが出せるわりに、こけたときに体を守ってくれるものがないため、
事故るとおおごとになりやすいですね。
確か、レッスンにはバイクで行っておられましたね。
どうか事故だけには、じゅうぶんお気を付けください。
それと、自転車にも…
(最近の自転車は走る凶器になってますね。警察も、せこく駐禁ばっかり取り締まってないで、
無謀運転の自転車を何とかしろ!と言いたくなりますね。
下手すると、若者にボコられるので出来ないのかな?)

ありがとうございました。どうか、安全運転で楽しいレッスンを!

kusu #- | URL | 2013/04/24 01:00 | edit

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 # |  | 2013/04/24 21:22 | edit

こんばんわ
いつもコメントありがとうございます。

いま、どういう状態なのか知りたいですね。
何でもないのに、通っていた医者にひょこっと行って、
「レントゲンだけ撮ってください」とかやってみたいんですが、
やっぱり駄目ですよね~。

けがはしないに越したことはないですよね。
どうかお気を付けください。

kusu #- | URL | 2013/04/24 23:50 | edit

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