ピアノという名の迷宮にて

奥深いピアノの世界を、ふらふらと彷徨っています。

井上直幸氏のVHSを久しぶりに見ました。 

井上直幸氏の著書「ピアノ奏法」と関連VHSテープ2巻を所有しています。

井上直幸氏著書

書籍の購入はたぶん1999年(「1999年4月15日 第10刷発行」と記載があります)か2000年あたりかと思います。

この著書に関連したVHSテープが発売されたのが2000年。購入時期は不明ですが、

ケースの中に入っていた読者カード(アンケートはがきみたいなものですね)の差出有効期間が

平成14年2月28日(西暦だと2002年)になっていましたので、発売されて間もなく購入したと思われます。

同時期くらいに肝心のVHSのテープデッキが壊れてしまったので、

このテープ、おそらく1~2回くらいしか見ていないと思います。


さる方のブログで、この著書とDVDの話題に触れておりまして、確か私も持っていたなと思い、探してみました。

書籍のほうは、本箱のピアノ関係の本ばかり詰め込んであるところにありましたが

問題はテープのほう。保管してありそうなところをひととおり探してみましたが、見つかりません。

ブッ〇オ〇に売ってもいいかな?と思う本・CD・DVDを別にして管理している?私ですが、(箱詰めしてるだけ…笑)

まさかと思い、ブッ〇オ〇売却用のBOXも探しましたが、そこにもありません。

「ゲッ!まさか、間違えてブッ〇オ〇に売ってしまったか?

いやいや、ピアノ関係のブツは売りとばしていないはずなのだが…」(ブツって、ヲイヲイ…汗)

1回、100冊を越える量の本やらCD類をブッ〇オ〇に来てもらって売却しているので、

その時に混じってしまっていたのかも?

そんなこと間違っても絶対!していないはず…、で捜索再開…。

大好きで何回も見た映画「Back to the Future」の3本のテープや、昔のカセットテープとかと一緒に

戸棚の奥の奥に箱詰めして保管してありました。


まとまった時間が作れたので、VHSテープ2本を見てみました。

DVDに慣れた目で見ると、画像が多少荒いのも、乱れがちなのも仕方ない。

結構な頻度で(まるでサブリミナル効果のように)、緑色とか橙色の画面?が瞬間混じるのが凄く気になりました。

コレ、何だろうね?ただの画像の乱れ?

おぉ!スタインウェイのコンサートグランド!弾いてみてぇ~(笑)

このピアノの音も素晴らしく良い音です。

1巻はバッハ・ハイドン・モーツァルト・ベートーヴェン・シューベルト・シューマン・ドビュッシーの

いくつかの曲を弾きながら、曲の個性とか響きの違いを解説されています。

「たとえば、そうですねぇ…」と、すぐさま曲を弾きだせるのは、さすがだと思います。

バッハのパルティータって良い曲じゃん?とか、(でも、バッハ弾くのは難しい…)

ベートーヴェン、すげー迫力!カッケー!(若者か?)とか、

シューマンの幻想曲の冒頭はやっぱりエエなぁと思いながら見ました。(低レベルの感想だな…笑)

シューマンは、何となく難解というイメージがあります。そういう曲ばかりじゃないけど…。

タッチの違いで音が変わるのは、私にも覚えがあります。(「なーんちゃって音の変化」かもしれないですが)

その作曲者らしい音を作るって凄いですね。弾くのに必死で、そもそもそういう発想自体したことがないです。

考えて弾いていないなぁという感じ。

あとppとかppp。情けないですが、私はあんなに音を小さく弾けません。

結論……自分なんて、まだまだだめだなぁ~。

最後にドビュッシーの「子どもの領分」から「小さな羊飼い」を演奏されました。

この曲は私も習いました。楽譜にして2ページの小品ですが、

スイスの昼下がりの、のどかな風景が思い浮かぶ穏やかな曲です。

この曲に対する私のイメージは、まさしく「アルプスの少女ハイジ」ですね。

羊飼いのペーターが、草原に寝そべって草笛を吹いている、そういう風景が浮かびます。

それなのに、美しすぎるピアノの音色に心臓をぎゅっとつかまれるような感じがして、またもや…。

風景にしても音にしても、美しいものを見聴きすると、どうしても涙腺が緩んでしまいます。

泣けるタイプの曲じゃないんだけどなぁ…。


2巻はピアノを弾くための技法(重みのかけ方とか)やペダルの使い方を実演しながら解説されています。

本当にピアノの音は、タッチを少し変えるだけでも音が変わってきますね。びっくりします。

鍵盤への重みのかけ方とか、自分なりにやっているつもりだけど、ここまで多彩にはできないですね。

(少しはこういう重みをかける弾き方をしないと、思っているように弾けない、というのもあります。)

ffとか弾く時は背筋が伸びて、重心が前寄りになったりはするかな?

ペダルの使い方は難しいですね。

「弾いてから踏む(これが一番多い)」とか、「弾くのと同時に踏む」は良くやっていますが、

適材適所になっているかとなると、「うーん?」な感じです。

細かく踏む、というのは最近先生から教えていただきましたが、加減が難しいです。

わたしがこれをやると、音が濁るか切れるかの2択になっています。中間が出来ない…。

ソフトペダルを最後に使った曲はなんだっけ?

ドビュッシーの前奏曲第1集の中の「沈める寺」か?

あと、ショパンのワルツop.64-2の、

「チャラララララ…(これでわかりますか?右手が軽やかにメロディを弾くところ)」の

繰り返し部分もソフトペダルを使った記憶があります。

ソフトペダルは普段あまり踏まないので、いざ踏むとなると、体に変な力が入ってしまってどうもダメですね。


ピアノはほんとうに奥が深い…。

まさしく一生勉強です。いや、一生かけても勉強しきれないですね。


井上直幸氏ですが、2003年に亡くなられていたんですね。

新聞で訃報を見たような気もします。63歳だったそうです。若すぎる…。

まだまだご活躍できる年齢だったのに、ご病気とはいえ無念だったろうな、と思います。

今も空の上で、ピアノを弾き続けていらっしゃるかな?……合掌……



いつもありがとうございます。本当にピアノの道は長くて険しい…
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2013/05/15 Wed. 01:25  edit

Category: ピアノのある日常

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