ピアノという名の迷宮にて

奥深いピアノの世界を、ふらふらと彷徨っています。

私が好きな音楽まんが 

蒸し暑い日々がやってまいりました。

体中にまとわりついている脂身(ラード?)のおかげで、暑いのがむちゃくちゃ苦手です。

真夏になると「あづーっ」と呻きながら、さながらトドのようになっていたりします。(全然可愛くないトドです)

しかも、私の子ども時代と比べて、あきらかに平均気温上がっていますよね。

日本が亜熱帯化しているような気がする…。

しかも天気予報によると、本日7月6日土曜日は猛暑日になるらしい…。

関東地方の予想最高気温を見ると、36度、37度、38度…!って何よ?私の体温より高いじゃない?

今年の夏も暑くなるらしいし、ホント避暑に行きたいくらい。

「避暑に行くならノルウェーだな。」なぜか夏になると口癖のように出る言葉ですが、

なぜノルウェーなのかは自分でもよく分かっていません。涼しければどこでも良いのですがね。

村上春樹さんの影響ではないですよ?「ノルウェーの森」は未読ですし…(笑)

ショパンの生誕の地ポーランドでもいいかな?(私にとって、ポーランドは、まさに聖地♡)

英語が全然話せない+ビンボーなのに、「外国に避暑に行く」なんて、

蒸し暑さのあまり、脳にカビが生えてしまっているオバサンの戯言と思ってください。



5月23日の記事で「ピアノの森」を紹介いたしました。

他にも「音楽まんが」のカテゴリの本をいくつか持っています。(著者敬称略)




〇神 童(さそうあきら著)

    こちらは手塚治虫文化賞優秀賞受賞時に、新聞に載ったことで知りました。
    ちょっと好みが分かれる感じの絵です。
    数年前に映画化されたので(成海璃子さんと松山ケンイチさんが出演されていました)、
    ご覧になったかたもいらっしゃるのではないかと思います。私はDVD借りて見ました。

    主人公の成瀬うたは、天才的なピアノの才能を持つが、ピアノよりも野球が好きな小学5年生。
    音大受験を控えた菊間和音(かずお)は、うたの弾き方を「羽毛のようなタッチ」と賞賛し、
    彼女が奏でる音を目標にするようになります。
    かたやうたは、高名なピアニスト(どう見てもホロヴィッツ氏!)の来日公演の代演をしたことで、
    世界を舞台にピアニストとして本格的に活動を始め、各地で絶賛されます。
    しかし、その矢先にうたの身体に、音楽家としては致命的なある異変が起こり…
    とまぁ、こんな感じの話です。

    うたの亡き父親が音楽家であるとか、豪邸に住み、スタインウェイで日々練習しているとか、
    貧乏庶民には垂涎の音楽環境…
    (うたは、スタインウェイを「スタちゃん」と呼んだりしている!)
    しかし、生活するためにかさねた借金を返済できずに、家とピアノを担保に取られ、
    アパート暮らしを余儀なくされます。
    のちに、このとき担保にとられたピアノを、母親は娘のために買い戻すのですが、
    一体いくら払ったのか…?少なく見積もっても、7桁後半くらいしそう?
    物語では触れていませんが、娘がピアノを弾くことで稼いだギャラで買い戻したのかしらん?
    …そう思うのは下種の勘繰りですかね?(庶民は考えることがえげつない?)
   
    私は、原作と映画は話が別物と思っています。
    まず成瀬うたは、原作では野球も大好きな小学生。映画では中学生?
    中学生くらいになると、弾ける子は難曲をガンガン弾きますからねぇ。
    ちょっと弾けるくらいじゃ神童とは言わないのでは?
    主人公の一人菊間和音が、音楽大学を受験するシーンとか、
    原作と同エピソードを入れてあるところもありますが、弾いた曲違うし~
    (原作はショパンエチュードop.10-8。映画はベートーヴェンのソナタ。
    記憶がちょっとあいまいですが、「熱情」の3楽章だったかな?)

    この原作の内容で、実写化は色々な意味でちょっと難しいかもしれないと思ったのが、素直な感想です。




〇いつもポケットにショパン(くらもちふさこ著)

    1980年代初頭に連載されていた、古い漫画ですが、
    当時、ピアノを弾く人にとって、バイブルとまで言われていたまんがです。
    著者のくらもちふさこ氏も、高校までピアノを習われていたそうで、
    その時の経験を思い出してまんがを描かれたそうです。
    序盤から、小学生にしてツェルニー40番の20番とか21番弾いているとか出てくるし…(汗)
    前述の神童もそうですが、上手な人との出会い→憧れ→その人を目標とする、
    で、成長していくというパターンの話です。
    これは私もそうだったから、凄く良くわかるなぁ…。
    くらもちふさこ氏は画風がずいぶん変わってしまいました。
    個人的にはこの頃の絵が一番好きだったなぁ…




〇のだめカンタービレ(二ノ宮知子著)

    ドラマ化もされ、言わずと知れた超有名漫画。
    原作とドラマのキャスティングが見事に合致していて、
    私的には原作よりもドラマのほうが好きでした。
    ドラマのほうは、DVDまで買ってしまいましたが、原作のほうは14巻で購入がストップしています。
    ドラマのインパクトが私には強すぎたようです。原作のラストはどうなったのかな?
    やっぱり、ハッピーエンドになったのでしょうか?
    ちなみに、のだめちゃんの舞台演奏シーンの撮影では、
    わたくしの地元のホールを使ったものもあるとか…。聴衆のエキストラで参加したかったな~!




〇秋への小径(太刀掛秀子著)

    これも古い!たぶん1980年代前半くらいにマンガ雑誌「りぼん」に連載されたものです。
    (さすがにもう付録つき漫画雑誌を買う年齢ではなくなっています)
    著者の太刀掛秀子氏は私が高校生の頃、大・大・大好きな漫画家さんでした。
    可愛らしい絵なのに、とても繊細かつ、緻密性を感じさせる画風でした。

    主人公の賀名生(あのう)響子は、幼いころからヴァイオリンが大好きだが、
    なぜか、ピアニストである母親からはヴァイオリンを弾くことを許してもらえないばかりか、
    邪険な扱いまでされている。
    反面、妹の真理は、母親から溺愛されており 響子にはなぜ自分が差別されるのか理由がわからず、
    鬱屈した思いをヴァイオリンで紛らわす日々を送っている。
    響子のまえに「僕は君の影だ」と言い放つドイツ人の少年が現れたり、
    自分のせいで、父親が事故にあって亡くなったことがわかったり、
    終盤では響子・真理の姉妹は、実は異父姉妹だったらしいことがわかったりして、
    主人公に対して「これでもか!」と辛い思いをさせるところとかが
    「韓流ドラマ」を連想させてしまったり…。
    このかたの描く漫画は、結構こういうパターンの話が多かったですね。




〇まみあな四重奏団(槇村さとる著)

    このかたの絵も好きですね~。
    音楽一家の4人兄妹の話ですが、兄弟が多いっていいなぁと読みながら思いました。(親は大変だけど)
    4人兄妹の下の二人が男女の双子ですが、実は違う(一人は捨て子)ことが序盤から分かりますが、
    それがどっちなのか判明するのは物語の終盤。
    兄弟3人の名前が、音楽に関した名前なのがステキ。
    上から「有人(あると)」「拓人(たくと)」「和音(かずね)」末っ子の女の子が「花梨(かりん)」
    何かにつけて、才能ある兄たちに比べられる、みそっかす花梨ちゃんのボヤキ。
    「なんで、私だけ名前、違うの?みんな、おとんから音楽もらっているのに、
    才能がないの生まれたときからわかったのかな?」の言葉がせつない…。
    でも、この花梨ちゃん、ただ者じゃないんですよ~。
    続編の「まみあな四重奏団 カノン」では彼女の眠っていた才能が開花します。
    とにかく花梨ちゃんはものすごく良い耳の持ち主。
    高校でオーケストラ部に所属している彼女、メンバー1人1人の出す音を、細かく聞き分けちゃうんです。
    「いっそ、指揮科に進めば?」と言われるくらい…!
    
    音楽を演る人間は、上手な人や同じ志を持つ人たちに出会うことでぐっと伸びるんですね。
    この漫画でも、そう思わせる場面が出てきます。


    
 あと、竹宮恵子著の「変奏曲」シリーズとか、高校生~20代前半くらいにハマって読んでいました。
 同じく竹宮恵子さんの漫画で、「生島 玲(漢字違っているかも?)」君が主人公のものを読みました。
タイトル名、失念しています。ごめんなさい。『ウィーン協奏曲』と『ノルディスカ奏鳴曲(ソナタ)』でした。
実在の人物をモデルにしたマンガだと記憶しているのですが、いったい誰なんだろう?
当時からとても気になっていましたが、結局わからないままです。

追記:気になったので、ググってみましたら「Yahoo知恵袋」←(リンク貼ってます)に回答が…
   実在の人物ではなかったのですね。うーん…残念~


いつもありがとうございます。音楽まんがは、見つけるとなぜか買ってしまいますね。
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2013/07/06 Sat. 00:36  edit

Category: favorite things(オタ系注意)

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コメント

(私がショパンの旅、じゃなかったポーランド出張から帰国した日の梅雨が明けた日)大分前の記事へのコメントですいません。
大したことではないのですが、映画「神童」には10月のコンサートでショパンの曲を演奏する三浦友理枝さんがワオがあこがれる女性「相原コズエ」役として出ていたみたいですね。

私は見ていないので、分かりませんが…。

ショパンの「エチュード作品10-4」を演奏したみたいですよ♪

ピアノ弾きの物理学者 #- | URL | 2013/08/10 13:02 | edit

そうだったのですか!

ご連絡ありがとうございます。

「神童」見ましたよ。DVDで…(笑)
壮行会のシーンだったかと思いますが、
このシーンは、ちゃんとプロの人が弾いているな~と思って見ていました。
三浦友理枝さんが弾かれていたのですね。知りませんでした~。
誰が弾いていたのかは、最後に流れるテロップで必ず確認はしますが、
当時、三浦さんを存知あげなかったので…(お恥ずかしい…汗)
たいてい映画とかドラマでは、楽器演奏のシーンは吹き替えが多いですからね。
「音と手が合ってなーい」とか、しょうもないところを見ていたりします。
この話も、原作と全然違う~と思って見ていました。
原作では壮行会のシーンもないし、「相原こずえ」は完全な脇役です。目立たない役どころです。

個人的に見てみたいのは、松下奈緒さんがピアニストを演ずる系の物語。
ドラマとか、映画とか作成してくれないかなぁ、と思います。
ショパンのバラ3だけですが、このかたの演奏を聴いたことがあります。
手が大きそうなかたです。羨ましいなぁ~。

> ショパンの「エチュード作品10-4」を演奏したみたいですよ♪
わかります。あれ弾けたら、さぞや気持ちいいだろうな~。指が全然動かなそうですけど…(笑)

過去記事のコメントありがとうございました。
読んでいただけるとは、感激です。私も、結構くだらないこと書いてますけどね。

kusu #- | URL | 2013/08/10 13:36 | edit

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