ピアノという名の迷宮にて

奥深いピアノの世界を、ふらふらと彷徨っています。

ショパン好きになったルーツともいえるテープと、超貴重な録音テープ 

ピアノの良さにのめりこんだ中学生時代後半から、

兄にプレゼントされたラジカセで、ラジオ番組をチェックし始めました。

この頃から、FM放送の番組表が載っている「週刊FM」(音楽の友社より出版)という雑誌を買い始めました。

確か隔週刊でしたが、通算10年位買っていたかな?(現在は休刊?)

特に、中学から高校にかけて、

この番組表を見ながら、めぼしいクラシック音楽をカセットテープに録音していました。

録音した曲のほとんどがピアノ曲でした。

その中で、私がショパンにのめりこんだきっかけとなったテープがあります。

ショパンの曲だけのテープ ← 両面で120分録音できるテープです。字が小さくて見ずらい…。クリックすると拡大します。

こんな曲が入っています。

sideA : 幻想即興曲 op.66
    英雄ポロネーズ op.53
    夜想曲 op.32 No.1・op.37 No.2・op.48 No.1・op.55 No.2
    子守歌 op.57
    ソナタ 第2番 op.35
    前奏曲 op.28 No.6・No.7・ No.21・ No.16

sideB : 前奏曲 op.28 No.15
    バラード 第1番 op.23・第3番 op.47
    スケルツォ 第2番 op.31
    舟歌 op.60
    マズルカ op.24 No.4
    練習曲 op.10 No.2・No12(革命)
    夜想曲 op.27 No.2
    マズルカ op.24 No.2
    華麗なる円舞曲 op.34 No.1
    前奏曲 op.28 No.9・No.17・No.24・No.22



当時、これを聴きながら受験勉強のようなもの(笑)をしてました。

高校受験の当日、試験中にバラード1番と3番が、頭の中で鳴りっぱなし。

無事に志望校には受かったので良かったのですが、さすがにちょっとあせりました。



話は変わりますが、amazonさんで、懐かしい+貴重なCDを見つけました。

その懐かしい+貴重なCDというのはピアノ曲じゃありません。

シューベルトの有名な歌曲集「冬の旅」です。

5曲めの「菩提樹」くらいなら、音楽の授業で歌ったでしょうから、

記憶にあるのではないかな?と思います。



いずみに沿いて 茂る菩提樹
慕いゆきては うまし夢見つ
幹にはえりぬ ゆかし言葉
嬉し悲しに 問いしその影



日本語訳だと、こんな歌詞ですね。

ピアノ伴奏が、木の葉がざわざわと揺れているような感じを表わしていて、大好きな曲の一つです。

これを、故ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ氏(ドイツのバリトン歌手 1925年 - 2012年)が

歌っているものですが、これがまたとても素晴らしい!

録音したのはいつだったか覚えていないのですが、当時楽譜まで買って、聴いていました。

注目のテープ ← 画像がボケボケ(笑+汗)なぜ最後にブラームスが録音されているのか?
テープは当時発売されていた、一番良い(お値段も高かった)テープを使っています。

これだけだと、単に懐かしいだけなのですが、特筆すべきは、


この歌曲のピアノ伴奏をしているのが、あのポリーニ氏なのですよ♪

あの世界的大ピアニストのポリーニ氏ですよ!

そのポリーニ氏が裏方に徹しているんですよ!凄いと思いませんか?


商品説明にはこうあります。

『伝説となっているフィッシャー=ディースカウとポリーニの「冬の旅」がついに日の目を見る!!
 フィッシャー=ディースカウとポリーニが、1978年のザルツブルク音楽祭でたった一度だけ実現させた「冬の旅」。
 当時NHKFMで放送され、今日でも語り草となっているだけでなく、
 「音源を捜しあててCD化して欲しい演奏」の筆頭とされてきました。
 それがついに正規発売となります。』


で、そのCDが9月30日に発売される予定なのだそうです。

もう1も2もなく、『予約する』をクリックしちゃいましたよ~!

とても懐かしくもあり、楽しみな1枚です。

そうか…そういう貴重な演奏を録音できた私はラッキーだったということだな…


興味を持たれたかたは ここをクリック
(リンク先はamazonではありませんが、こちらのほうが見やすいので…)

それにしてもポリーニ氏の可愛らしいこと!(………おばちゃんは、これだからいけない…笑)



いつもありがとうございます。懐かしい演奏がまた聴けるなんて、嬉し過ぎです(笑)
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2013/09/14 Sat. 02:36  edit

Category: 好きな曲(ピアノ・洋楽・その他)

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コメント

おじゃまします!

週間FM!
懐かしいなぁー、私はもっぱら立ち読みしてチェックして
頭にインプットしてました。
今は休刊なのかな、そういえば見かけませんねー。
kusuさんは根っからのクラシック・ピアノファンなんですね。
私はその頃はビートルズやサイモン&ガーファンクルが
目当てで週間FMをチェックしていました。
カセットも懐かしいですね~。

ポリーニが伴奏、あの巨匠ポリーニが。
というより有名ピアニストって伴奏はしないものなのなの・・・か?
まぁ、サブというか、主役ではないし、引き立て役といいますか、
黒子的存在ですよね。うん、スゴイ、スゴイ。
とても貴重な音源ですねぇ。

しかし高校受験の試験中にショパンのバラード鳴り止まない・・・。
一番集中しなければばらない時に。
何はともあれ合格して良かったですね。
そしてそんなにもご執心のバラ1を弾けるようになるなんて
kusuさんは最高に幸せですよ。うらやましい・・・。

では、また!

ひさへ #- | URL | 2013/09/14 17:18 | edit

私も最初は洋楽でしたよ!

ひさへさん、いつもコメントありがとうございます。

中学前半は、私も洋楽聴いていました。
カーペンターズが好きで、良く聴いていましたよ。
その流れでビートルズの初期の頃の曲を聴いたりしてました。
ビートルズは兄も結構好きだったようで、
ドーナツ盤のレコード(ご存知でしょうか?)が何枚も持っていました。
それを聴かせてもらったとき、知っている曲もいくつかあって、驚きましたよ。
たぶん兄が自室で聴いているのを、無意識に聴いていたんでしょうね。
小学生の頃は、何だかわからない言葉の曲を兄が良く聴いている、
という意識くらいしかありませんでしたからねぇ(笑)

その後、部活の先輩の影響で(1級上に、凄くピアノのうまい男子がいたんですわ)
クラシック(主にピアノ曲)を聴くようになりました。
何かに取りつかれたように好きになるなんて、大体ちょっと怪しげな感情が入ってくる…
そんなもんですわ。ちょっと恋バナ系です(笑)
その先輩、全然イケメンじゃなかったですけど、
ピアノを弾いているときは、とっても輝いていたなぁ…
何十年も前の話ですが、私の人生を変えてしまった忘れられない人のひとりです(照れ…笑)

その後、高校時代終盤から、再び洋楽も聴くようになったわけですが、現在は混在状態です。
最近の洋楽は聴いていないのでさっぱりわかりませんが、若いころ好きだった曲を専ら聴いてますね。
クラシック系の最近のお気に入りはシューマンの幻想曲です。
絶対に弾けない曲の一つですが…(笑)

> ポリーニが伴奏、あの巨匠ポリーニが。
> というより有名ピアニストって伴奏はしないものなのなの・・・か?
うーん、有名ピアニストは伴奏をしないものなのか?となると、一概には言いきれませんが、
ポリーニに対しては、伴奏とか、そういうのやらないのではないか?と勝手に思っていたわけです。
なので、1978年のザルツブルク音楽祭の「冬の旅」を録音したときも、
「あのポリーニさんが歌曲の伴奏を!?」と興味津々で録音したわけです。
「ちょっと聴いてみようと思う方向が違うでしょ?」と思いましたが
何度も聴いているうちに、魅せられてしまったのは、やはりディースカウさんの声のほうでした。

最近、昔買ったCDを、PC経由でウォークマンに録音、などしていましたが、
何かの拍子に、「そういえば、ポリーニさんが『冬の旅』の伴奏していたのあったなぁ」と思い出し、
(カセットテープは再生装置が壊れて、処分してしまったため聴けません。)
もしかしたらCD出ているかも?とamazonで検索をかけてみたら、
今回のような結果になったわけです。
楽譜が手元にあるので、CDが届いたら、楽譜見ながらじっくり聴いてみたいと思っています。

> しかし高校受験の試験中にショパンのバラード鳴り止まない・・・。
> 一番集中しなければばらない時に。
全く、頭に残るまで聴くなよ!という感じですよね。
しかし、試験に落ちなくてよかった。
もう笑い話になってしまっています。

中学~高校とピアノを少しだけ習っていたときは、バラ1を弾こうなんて夢にも思っていませんでした。
(バイエルが悲惨過ぎでしたから…笑)
大人になってピアノ再開後、いつのまにか、この曲が自分の目標曲になっていました。
何十年後に、ヨレヨレながらでも通して弾けるようになって、今でも夢を見ているような感じです。
凄く大変な曲でしたが、すぐくじけてしまう私にしては、練習が苦じゃなかったですね。
だからと言って、上手に弾けるというわけではなく、
人に聴かせられるレベルとなると、あと数年はかかりそうな気はしますが…。

ひさへさん、コンサートがあと1か月に迫ってきましたね。頑張ってくださ~い!
お越しいただき、ありがとうございました~♪

kusu #- | URL | 2013/09/14 19:29 | edit

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 # |  | 2013/09/14 23:16 | edit

匿名さま いつもコメントありがとうございます。

今の若い人たちは、ラジオから曲を録音なんてするんでしょうかねぇ?
ネットで新しい曲がすぐ買える時代ですから、そんなまどろっこしいことなんてしないのかも?
私も今はカセットじゃなくて(再生装置が壊れて、聴くことが出来ません)
携帯型のウォークマンで専ら音楽を聴いています。
音楽サイトで曲は購入したことないですが、
CD買うのも借りるのも、ネットですべてできるようになって、
なんとも便利な世の中になったものです。

匿名さまの「きっかけ曲」ですが、私は弾けるようになったのは中学になってからです。

ポリーニは1960年のショパンコンクールで、審査員全員一致で優勝し、
その後、10年ほど演奏活動をせずに、大学で勉学に励んだり、
高名なピアニスト(気難しいピアニストで有名なミケランジェリ)に師事したりして、
腕を磨いたそうです。
再デビューが1968年らしいですが(私は1971年かな?とずっと思っていました…)
磨き上げられた完璧なテクニックで、あっという間に有名になったピアニストです。
ショパンのエチュードが凄いですよ。まさに名演です。
なので、超有名なピアニストが歌曲の伴奏をしたということが意外でねぇ。
ポリーニもすっかりおじいちゃまになってしまいましたが、
今も大好きなピアニストの一人です。

いつもお越しくださり、とても嬉しいです。ありがとうございました。

kusu #- | URL | 2013/09/15 01:04 | edit

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 # |  | 2013/09/15 16:24 | edit

いつも、情報ありがとうございます。

そのピアニストなら知っていますよ。
某有名ピアノコンクールで、審査員の票が割れて、
これまた超有名な女流ピアニストが審査員としてイチオシしたのに聞き入れてもらえず、
怒って帰ってしまった(審査員を辞任した)エピソードで有名なかたですし…。
ただ、残念なことに演奏は聴いたことなかったですねぇ。

見に行ってきましたよ。あらゆる難曲を軽々と弾いていますね。
あの軽やかさはどうしたら自分にもできるようになるのか、
一生かけての課題になりそうです。

ありがとうございました。またお越しくださいね~♪

kusu #- | URL | 2013/09/15 23:10 | edit

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